今回の震災での保険会社への影響 | 和製ヘッジファンドマネージャーの挑戦

今回の震災での保険会社への影響

保険会社も・・・



今回の地震で、保険業界の方々は大変忙しくされていると思います。
地震で火災保険や生命保険などの会社は多額の保険金を支払う事態となっています。
あまり金融商材が出回っていない日本で、唯一浸透している金融商材である保険。
特に先進国の中でおいても、投資に資金が行かない分、日本人の保険の普及率はそうとうなものです。

災害など巨額の支払いに備えて保険会社が加入する再保険の大手、
スイス再保険は21日、
東日本大震災の被害に関連して支払う保険金が約12億ドル(約975億円)に上るとの試算を発表しました。
同社の2010年12月期連結決算の純利益は8億6300万ドルで
単純計算では1年分の利益が吹き飛ぶ計算。

欧米の他の再保険会社も多額の負担を迫られる可能性があるとのこと。
とんでもないですね。

これだけの資金量が日本に流れると考えたら、昨今の円高の動きは納得できます。

日本は特に地震が多いので、日本保険料はその辺も考慮に入れた上で設計されています
ということは、海外の方と比べて割高という事でしょうか?

日本の保険料は、海外の保険会社に比べると
同じ保証でも2~3割保険料が高いです。。。。

現在、日本に居住している人が日本に本社を置いてない保険会社の保険に
加入することが実質不可能であります。

今後より良い保険を我々が選べるように法改正が必要であるのではないでしょうか?