罪と罰
亀山郁夫による新訳で、ドストエフスキーの「罪と罰」全3巻(光文社古典新訳文庫)を読んだ。「罪と罰」を読むのは2回目か3回目なのだが、どちらにしても前回読んだのは10年以上前の話で、大まかなストーリーは把握していたものの、細かいディテールは完全に忘れていて、初読のように楽しめた。
前回読んだ時はぼくも20代前半だったので、どうしても主人公のラスコーリニコフに共感したものだが、今回読んでかなり印象が変わった。どちらかというと、マラメラードフやスヴィドリガイノフといった、脇役のどうしようもない中年オヤジたちに魅力を感じた。
それにしても、この小説は面白い。個性豊かな登場人物の造形力もすごいが、様々な見せ場があり、中でもラスコーリニコフがヒロインのソーニャに自分の犯した罪を告白する場面や、自首する前に母親と交わす会話などは、涙なしには読めない。この小説はミステリ小説的な要素が多分にあるわけだが、実は恋愛小説であり、メロドラマなのだな、と改めて感じた。本当に面白かった。
亀山郁夫の訳は非常に読み易く、新たな魅力を引き出している。
iPhoneからの投稿
前回読んだ時はぼくも20代前半だったので、どうしても主人公のラスコーリニコフに共感したものだが、今回読んでかなり印象が変わった。どちらかというと、マラメラードフやスヴィドリガイノフといった、脇役のどうしようもない中年オヤジたちに魅力を感じた。
それにしても、この小説は面白い。個性豊かな登場人物の造形力もすごいが、様々な見せ場があり、中でもラスコーリニコフがヒロインのソーニャに自分の犯した罪を告白する場面や、自首する前に母親と交わす会話などは、涙なしには読めない。この小説はミステリ小説的な要素が多分にあるわけだが、実は恋愛小説であり、メロドラマなのだな、と改めて感じた。本当に面白かった。
亀山郁夫の訳は非常に読み易く、新たな魅力を引き出している。
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