35歳になってからの日々
●35歳になった。感慨深く受け入れたいが、もうどうでもいい。孤高の漫画家・柳沢きみおの最高傑作だと個人的に思っている『寝物語』(双葉社)を読み返したい。35歳の男3人の物語だった。それを読んだのはぼくが高校生の頃だ。あの頃、35歳という年齢は遙か彼方のものだった。今、遙か彼方に辿り着いた。ぼくが生きている世界は遥か彼方の世界だ。
●高野寛の新しいアルバム『Rainbow Magic』を聴いた。とてもいい。全曲いい。高野寛はデビュー20周年を超えたらしいが、今回のアルバムは気合いが入っている。ジョン・レノンとヨーコ・オノを歌ったような「小さな“YES”」という曲がベストトラック。高野寛の佇まいは昔からとても好きだ。
●杉真理の『POP MUSIC』(2001)、『LOVE MIX』(2002)という2枚のアルバムがリマスターされ、ボーナストラック入り、紙ジャケ仕様で再発された。2007年のデビュー30周年記念の企画で杉真理関連のすべてのアルバムが再発されたが、これが最終のものになった。ボーナストラックには未発表曲が6曲も入っていて感激。どれもいい曲。最近CMでも話題の「ウィスキーがお好きでしょ」のセルフカバーも収録。高野寛も杉真理も、いつまでも本当に瑞々しい。
●高橋和巳の『悲の器』という作品を読んだ。彼の代表作であるにも関わらずずっと読んでいなかった。高橋和巳作品を読むこと自体がとても久しぶり。恐らく10年ぶりぐらいだろう。通勤時間に毎日20ページずつくらい読み進んでなんとか読み終えた。ものすごく面白かった。法学者が主人公で、難しい法理論が展開されたり法解釈について議論を闘わせる場面なども多いが、そういうのは読み飛ばす。本質的にこれは青春小説だ。恋愛小説でもある。主人公は50歳を超えているが、青くさい青春小説なのだ。素晴らしい。
●高野寛の新しいアルバム『Rainbow Magic』を聴いた。とてもいい。全曲いい。高野寛はデビュー20周年を超えたらしいが、今回のアルバムは気合いが入っている。ジョン・レノンとヨーコ・オノを歌ったような「小さな“YES”」という曲がベストトラック。高野寛の佇まいは昔からとても好きだ。
●杉真理の『POP MUSIC』(2001)、『LOVE MIX』(2002)という2枚のアルバムがリマスターされ、ボーナストラック入り、紙ジャケ仕様で再発された。2007年のデビュー30周年記念の企画で杉真理関連のすべてのアルバムが再発されたが、これが最終のものになった。ボーナストラックには未発表曲が6曲も入っていて感激。どれもいい曲。最近CMでも話題の「ウィスキーがお好きでしょ」のセルフカバーも収録。高野寛も杉真理も、いつまでも本当に瑞々しい。
●高橋和巳の『悲の器』という作品を読んだ。彼の代表作であるにも関わらずずっと読んでいなかった。高橋和巳作品を読むこと自体がとても久しぶり。恐らく10年ぶりぐらいだろう。通勤時間に毎日20ページずつくらい読み進んでなんとか読み終えた。ものすごく面白かった。法学者が主人公で、難しい法理論が展開されたり法解釈について議論を闘わせる場面なども多いが、そういうのは読み飛ばす。本質的にこれは青春小説だ。恋愛小説でもある。主人公は50歳を超えているが、青くさい青春小説なのだ。素晴らしい。