2008年を振り返る
2008年ももう少しで終わろうとしている。2008年という一年はどういう年だったかと誰かに聞かれれば、「結婚した年です」とぼくは答えるだろう。それは恐らくぼくが死ぬまで変わらない回答になる。2008年は、結婚をした年だったのだ。そしてその間における生活は結婚生活というものになる。新婚生活、といってもいい。ぼくの生活は当然大きく変わった。結婚するということは、家族を作る、家庭を作るということであろう。ぼくは今から14年前の20歳の時に親元を離れて一人暮らしを始めた。その時が自立した時だと考えていたが、結婚して家庭を作ってようやく自立、あるいは独立するのだということがわかった。そして、ぼくは結婚生活を、つまり2008年における生活を大いに楽しんだ。思っていた以上に楽しい日々だったと、今改めて振り返ればそう感じる。少なくとも今のぼくにとっては最高のパートナーと出会えたと満足している。
結婚して、具体的に変わったことが三つある。一つは煙草をやめたことだ。最初は禁断症状にも多少苦しんだがそれ以降は意外に順調に煙草から離れることができた。ただし、今でも煙草を吸っている人を見ると羨ましいとは感じる。ただそこに戻りたいかと言われるとそういうわけでもない。煙草というものはすっかり別世界の嗜好品となった。そして二つ目は太ったことだ。結婚してからおよそ10キログラム太った。お腹が出てきたし、首周りも太くなった。最近仕事で久しぶりに会う人、そのほとんどに「太ったね」と言われるようになった。結婚するまでぼくは「太る」という概念とは無縁だった。「ダイエット」などという言葉は一生自分には関係ないと思っていた。しかしいとも簡単に太ってしまった。太る自分というものが新鮮で面白かったが、そろそろ飽きてきた。来年は痩せようと思っている。変わったこと三つ目はテレビをほとんど見なくなったことだ。お笑い番組と美術系の番組をたまに見るぐらいで、そもそもまったくテレビをつけない日も多い。すっかり流行には縁遠くなってしまった気がする。しかしテレビを見なくてもそれほど日常生活に支障がないことも事実だ。新聞を読んでいるし、仕事中もネットで最新のニュースなどを見たりするからだろう。
仕事に関して振り返ると今年も例年通り忙しく過ごした。ぼくが働いているギャラリーは国際的なアートフェアに積極的に参加しているのだが、ぼくは東京で2回、韓国で1回のアートフェアに参加した。今年の夏頃までは美術シーンというものは世界的に活況な様子だった。海外の有名オークションで村上隆のフィギュアが16億円で落札された、などというニュースも日本で大きな話題となった。しかし、リーマン・ブラザーズの経営破綻以降の全世界的な金融恐慌、不景気の波が一気に美術市場を席巻し、まさにバブル崩壊といった様相を呈している。例えばトヨタ自動車のような会社が象徴的だが、一夜にして状況が激変してしまった。来年も厳しい状況が続くだろう。なんとか活路を見出さなければ。
それ以外のことについてだが、今年も音楽は杉真理ばかり聴いていた。自分でも呆れるくらいに。来年2月には松尾清憲の過去のアルバム8枚がすべて紙ジャケで再発されるらしいし、来年も杉真理&松尾清憲の音楽にはまり続けるだろう。しかしさすがに全然違うものも聴きたくなってきた。来年はもっといろいろな音楽を聴こうと思う。
読書量も減った。その中でも美術関係の本ばかり読んでいる。たまにドストエフスキーを読んだり、真崎守の漫画を読み返したりしているが。
考えてみればぼくの20代の10年間は本やCDを様々な方法で収集し続けた日々だった。そしてぼくにとって大事なものというものは、もうその大半は手に入れてしまったと思う。30代の10年間はその集めたものを吟味する10年間にしたい、などと考えている。来年は特に、勉強したいと思っている。文学、音楽、漫画はもちろんだが、美術についてももう一度。映画もヒッチコックとフェリーニの映画を集中的に観たいと思っている。またこれまで苦手だった経済のこともいろいろ調べていきたい。
とにかく総合的に考えて、今年はいい年だった。来年は飛躍の年にします。
結婚して、具体的に変わったことが三つある。一つは煙草をやめたことだ。最初は禁断症状にも多少苦しんだがそれ以降は意外に順調に煙草から離れることができた。ただし、今でも煙草を吸っている人を見ると羨ましいとは感じる。ただそこに戻りたいかと言われるとそういうわけでもない。煙草というものはすっかり別世界の嗜好品となった。そして二つ目は太ったことだ。結婚してからおよそ10キログラム太った。お腹が出てきたし、首周りも太くなった。最近仕事で久しぶりに会う人、そのほとんどに「太ったね」と言われるようになった。結婚するまでぼくは「太る」という概念とは無縁だった。「ダイエット」などという言葉は一生自分には関係ないと思っていた。しかしいとも簡単に太ってしまった。太る自分というものが新鮮で面白かったが、そろそろ飽きてきた。来年は痩せようと思っている。変わったこと三つ目はテレビをほとんど見なくなったことだ。お笑い番組と美術系の番組をたまに見るぐらいで、そもそもまったくテレビをつけない日も多い。すっかり流行には縁遠くなってしまった気がする。しかしテレビを見なくてもそれほど日常生活に支障がないことも事実だ。新聞を読んでいるし、仕事中もネットで最新のニュースなどを見たりするからだろう。
仕事に関して振り返ると今年も例年通り忙しく過ごした。ぼくが働いているギャラリーは国際的なアートフェアに積極的に参加しているのだが、ぼくは東京で2回、韓国で1回のアートフェアに参加した。今年の夏頃までは美術シーンというものは世界的に活況な様子だった。海外の有名オークションで村上隆のフィギュアが16億円で落札された、などというニュースも日本で大きな話題となった。しかし、リーマン・ブラザーズの経営破綻以降の全世界的な金融恐慌、不景気の波が一気に美術市場を席巻し、まさにバブル崩壊といった様相を呈している。例えばトヨタ自動車のような会社が象徴的だが、一夜にして状況が激変してしまった。来年も厳しい状況が続くだろう。なんとか活路を見出さなければ。
それ以外のことについてだが、今年も音楽は杉真理ばかり聴いていた。自分でも呆れるくらいに。来年2月には松尾清憲の過去のアルバム8枚がすべて紙ジャケで再発されるらしいし、来年も杉真理&松尾清憲の音楽にはまり続けるだろう。しかしさすがに全然違うものも聴きたくなってきた。来年はもっといろいろな音楽を聴こうと思う。
読書量も減った。その中でも美術関係の本ばかり読んでいる。たまにドストエフスキーを読んだり、真崎守の漫画を読み返したりしているが。
考えてみればぼくの20代の10年間は本やCDを様々な方法で収集し続けた日々だった。そしてぼくにとって大事なものというものは、もうその大半は手に入れてしまったと思う。30代の10年間はその集めたものを吟味する10年間にしたい、などと考えている。来年は特に、勉強したいと思っている。文学、音楽、漫画はもちろんだが、美術についてももう一度。映画もヒッチコックとフェリーニの映画を集中的に観たいと思っている。またこれまで苦手だった経済のこともいろいろ調べていきたい。
とにかく総合的に考えて、今年はいい年だった。来年は飛躍の年にします。