東京デイズ | 人生をアートで埋める

東京デイズ

8月6日から20日まで仕事で東京・渋谷に出張していた。二週間にわたってのホテル暮らしだった。仕事上、出張はよくあるのだが、二週間ずっとというのは初めてだった。韓国人の妻はその期間、韓国に里帰りしてもらった。
渋谷の街に二週間いたわけだが、ほとんど出歩くこともなく、仕事が終わればどこかで一人で食事してホテルに帰った。仕事先の人と2回ほど夜に食事をしたが、それ以外は誰とも食事しなかった。通常は、東京に住む知人や、同じように出張で来ている同業者の人と飲みに行くことが多いのだが、今回はやめた。静かな日々を過ごした、と言っていいだろう。食事にはあまり興味がないので、5軒ぐらいの店を昼食・夕食含めてローテーションしていた。一番多く食べたのは「ウェンディーズ」のハンバーガーと、「富士そば」のもりそばだ。せっかく渋谷に来ているのだからもっと満喫すればいいのに、と仕事先でよく言われたが、それでぼくは満足なのだった。
ちょうど渋谷のセンター街に「BOOK OFF」が開店したので、そこに2,3回通って大量に本とCDを買い込んだりした。出張に行くとホテルで読もうと思って本を数冊持っていくのだが、結局現地で新しい本を買ってしまい、持っていった本は全然読まない、というのがパターンだが今回もそうだった。机に本とCDを積み上げ、妻に借りて持って行っていたノートパソコンでCDを聴きながら、本をペラペラとめくり、缶ビールを飲みながら、北京オリンピックをテレビで観戦。これがパターンだった。
文化村で「青春のロシア・アバンギャルド」という展覧会を観たが、それ以外はどこのギャラリーや美術館にも行く時間がとれなかったのは残念だった。もう少し融通が利くといいのだが、そういうわけにもいかない。二週間休みなしで働いて、さすがに最後の二日間ほどはきつかった。
21日、韓国での家族との日々を満喫した妻と名古屋の空港で再会した。無事にまたいつもの生活に戻っていった。気がつけば、夏が終わろうとしている。