新しい家族 | 人生をアートで埋める

新しい家族

去る7月13日、韓国に住む妻の両親と姉妹、ぼくの両親、兄貴一家、親戚数名を招いて結婚披露宴の意味を込めた小さな食事会を開催した。今年の2月に韓国で結婚式を行ったが日本では何もやっていなかった。その後、結婚報告のハガキを親戚に出したところ、反響が大きく、せっかくだから何らかの宴席を催さなければならないだろうと考えて行われた。妻にしてみれば久々の家族との対面ということもあるが、彼女の家族からも以前から日本で何か披露宴的なものをやってほしいという要望があったことも事実だ。結果的に無事に食事会を終え、皆さんに満足していただけたと思っている。

7月12日(土)
日中は仕事。夜7時過ぎ、定時通りに退社。地下鉄矢場町駅で妻と待ち合わせ、二人で金山へ。名鉄に乗り換えて中部国際空港に向かう。お腹が空いていたので、空港に着いてからおにぎりを買い、食べる。8時50分頃、韓国の家族が到着。両親とお姉さんと妹。約五ヶ月ぶりの対面。6人で再び名鉄に乗り、金山。タクシー2台に分乗して栄のホテルまで行く。ホテルの部屋に集まって少し話す。お母さんからキムチを大量にもらう。妻と二人でタクシーで帰宅。

7月13日(日)
休日だが、早めに起きる。10時半にホテルの下まで出向き、全員集合。栄のデパート「ラシック」できしめんを食べる。その後ラシックをぐるぐる見て回る。女性4人はノリノリだが、お父さんはやや退屈そうだった。矢場町のパルコに行き、「Cat's Garden」というカフェで特大のパフェを皆で食べる。巨大だったが、さすがに6人だとペロリとたいらげてしまった。一度解散し、妻と帰宅。夕方の食事会にそなえ着替える。ご家族4人が今池にある我々の家に来る。6人でまたタクシーに分乗し、食事会のある某ホテルの料亭に向かった。料亭で担当者の人と席順の打ち合わせなどをしていると、ぼくの両親や親戚も集まってきている。予定時刻の夕方5時より少し早く食事会スタート。総勢21名。親戚のほとんどは7,8年前の兄の結婚式以来の再会で、中には15年ぶりぐらいの人もいる。ぼくが前に立って軽く挨拶をし、乾杯。その後は各自適当に食べて飲んで盛り上がる。ビールをついだりつがれたり。韓国のご両親も緊張の様子だが、終始和やかに会は進んだ。最後に全員で記念撮影して7時過ぎに終了。解散となり、全員を見送る。妻と韓国の家族と一緒に宿泊しているホテルに戻り、部屋で少し話したりする。「あたたかい人たちばかりで安心した」とお母さんの言葉にホッとする。妻と帰宅。いろいろ気を使って疲れた一日だったが、気分は晴れ晴れしい。

7月14日(月)
朝早く起床。妻と8時にホテルに出向き、お父さんと待ち合わせ。お父さんだけ今日帰国するので、その見送りだ。3人で中部国際空港に行き、朝食にオムライスを食べる。9時40分頃お父さんは旅立っていった。平静を装っていた妻も別れの際には涙ぐんでいた。その後二人で矢場町に戻り、ぼくは出社。忙しく仕事をする。夜、妻とお母さん、お姉さん、妹と、家の近所の居酒屋「世界の山ちゃん」で合流する。手羽先やどて煮、みそ串カツ、刺身などを食べる。大好評だった。さらに近所のカラオケボックスに流れ、2時間みんなでカラオケ。当然だが、みんな韓国の曲を歌いまくる。韓国にもいい曲がたくさんあるな、と実感。ぼくは米米クラブ「浪漫飛行」、ザ・ブーム「星のラブレター」、ミスター・チルドレン「彩り」、ゴダイゴ「銀河鉄道999」などを歌った。お母さんも含め、みんな歌が上手で驚く。かなり盛り上がって、その夜は解散。

7月15日(火)~16日(水)
仕事で金沢に出張する。デパートで展示作業や販売の仕事をする。妻たちは回転寿司に行ったり、「矢場とん」でみそカツを食べたり、買い物したりと楽しんだようだ。

7月17日(木)
昼から名古屋に戻る。会社で仕事し、夜は再び家族と合流し今池駅近くの居酒屋で食事する。刺身や焼き鳥などを食べ、とにかく韓国の家族は大満足。「日本料理は本当においしい」と絶賛していた。居酒屋の隣がカラオケボックスで、再び流れ込む。大いに盛り上がった。ちなみにぼくは徳永英明「壊れかけのRadio」、山下達郎「Your Eyes」、くるり「ジュビリー」、ザ・ブーム「星のラブレター」(またかよ!)、チューリップ「ぼくがつくった愛のうた」などを歌う。楽しい夜だった。

7月18日(金)
朝早く起床。妻と別ルートで金山に行く。家族も一緒だ。今日でお母さんたちも韓国に帰国する。みんなで中部国際空港へ。朝食にそれぞれうどんやオムライスを食べる。楽しい日々を送れた、とお母さんも姉妹も満足しているようだった。最後にお母さんが妻とハグしたあと、ぼくともハグをしてくれて、なんとなくジンときてしまった。妻と二人でまた帰り、ぼくは仕事に出向いた。

妻の家族と時間を過ごして、やはり愛着みたいなものが確実にわいてきたのを感じている。言葉はまったく通じないのだが、それでも何かは通じ合った気が、錯覚かもしれないが、している。新しい家族ができた、と素直に思いたい。そして、この縁を大切にしなければと思っている。今年に入ってずっと続いてきた「結婚」という一つのイベントがようやく一区切りついた気がする。いや、本当に楽しくなっていくのはこれからだな。そう信じてやっていこう。
食事会