朝晩冷えるようになりました。
秋ですね。秋！
今日はW204 Cクラスが突然エンジン始動不可になり、お困りのお客様からのメールを受け、出張対応させて頂いたお話です。
宇都宮のY様。
ご依頼ありがとうございました。
かなり車に関してお詳しい方で、お車の症状を詳しく教えて頂き、本当に助かりました。
お電話の次の日現場に伺いました。
先ずお車の写真です。
綺麗に管理され、年数を感じさせないお車です。
次はキーを挿して、キーONの状態にしてみましたが…
キーONにはなりませんでした。
もちろんエンジンもかかりません。
ESLが故障するとバッテリあがりみたいにエンジンがかからないのですが、バッテリとは関係ありません。
正常にESLが作動しないとECUに信号が行かなくなり、ACC、キーON、エンジン始動全てが出来なくなります。
ハンドルロックの状態だとレッカー移動も大変難しくなります。
症状が確認出来たので、分解作業に入ります。
エアバック、ハンドル、マルチファンクションコラムスイッチなどを外してやっとコラムASSYを外すことが出来ます。
データ取り出しの為、EISも一緒に外しました。
一旦作業場（自宅
）に戻り、ESL修理を進めます。
修理前にESL異常確認、修理後作動確認動画です。
キーを預かってアンロックボタン部分が割れているのが気になりました。
ご依頼を頂いたお礼として、とても小さいですが僕からプレゼントをご用意しました。（キーシェル交換）
キーシェルが変わるだけで中のPCBが守られ、これからも安心してお使い頂けたら幸いです。
最後に全て組み付けしてエンジン始動確認です。
無事エンジンがかかりました。
今回はESLがアンロック状態で故障してしまい、ESLコントロールICがロックされ、チップ交換、データ書き換え、モータ交換を行いました。
Y様に修理完了のお電話を差し上げて、お車を確認して頂き、作業は終わりました。
Y様から美味しいお菓子も頂きました。
ご依頼頂き、さらに美味しいお菓子まで頂いて、本当にありがとうございました。
又、何かありましたらお気軽にご相談ください。