2021年7月25日、東京オリンピック女子400m個人メドレー決勝で、大橋悠依選手が金メダルを獲得しました。同種目でのメダル獲得は、2000年のシドニーオリンピックの田島寧子選手の銀メダル以来、21年ぶりの快挙ですが、さらに続けて7月28日の女子200メートル個人メドレーでも金メダルを獲得し、今大会初の同一大会二冠を達成しました。競泳の個人種目での日本選手による同一大会2冠は、2004年アテネオリンピック、08年北京オリンピックの北島康介選手以来、2人目で、日本人女性としては史上初となります。また、女子200メートル個人メドレーでのメダル獲得は日本人初となります。

 

 25日の400メートル個人メドレーでの大橋選手の記録は4分32秒08で、得意のバタフライと背泳ぎでそれぞれ区間3位、区間2位と勢いに乗り、その後の平泳ぎでトップに躍り出たまま、最後の自由形でも粘りを見せてフィニッシュしました。伊藤華英さんによると、今回の勝因はこれまで他選手に差をつけられることの多かった平泳ぎを強化し、安定した泳ぎを実現することができた点であるということです(1)。また、2泳法目の背泳ぎから、次の平泳ぎに移る際のターンがうまくいったことが、後半の伸びに繋がったとご本人も語っています(2)。

 

 28日の200メートル個人メドレーでは、バタフライで5位、背泳ぎで2位まで順位を上げると、平泳ぎでトップとの差を0秒07まで縮め、ラストの自由形で激しい熱戦を繰り広げ、2分8秒52でフィニッシュし、優勝を勝ち取りました。2位の選手とは0秒13差の、大接戦を制しました。

 

 東京オリンピックの競泳における日本人選手のメダル獲得数は3つで、そのうちの2つが大橋選手の金メダルです。そのような華々しい業績を残した大橋悠依選手の似顔絵を、当事業所のクリエイターが描きました。全力を出し切った後の、爽やかな瞳の輝きがそのまま写し取られているようです。8月8日に閉会式が行われましたが、東京2020オリンピック大会の日本人選手による総メダル獲得数は58個でした。そのうち金メダルは27個にも上ります。具体的には、空手1、競泳2、柔道9、スケートボード3、体操2、卓球1、フェンシング1、ボクシング1、野球・ソフトボール2、レスリングで5個の金メダルを獲得しました(3)。

 

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(1)    大橋悠依の金メダルは「苦手」平泳ぎ強化の賜物 オリンピック2大会出場・伊藤華英さんに聞く (olympics.com)

(2)    大橋悠依は笑顔なのに、知人ら涙止まらない…「2冠」大橋の心に響く祝福 : 東京オリンピック2020速報 : オリンピック・パラリンピック : 読売新聞オンライン (yomiuri.co.jp)

(3) 全てのメダル | 東京2020オリンピック | NHK