関係者の間で、しばらくは続くであろう「コウノドリ」記事。
当事者の間での「コウノドリ」熱は、
今回クリスマスを超えているに違いない。
多くの方の感想を読んでいるうちに、
またまた自分を振り返る。
私自身も、ブログを始めた当初は、
自分の気持ちの整理と、同じ苦しみを持つ人に、
発信したいという思いからだった。
もともとアウトサイダー感がだだよう自分だったけど、
多分、小学校の時の先生に、
「99人の人が悪いことをしていても、正しい1人になれ。」と、言われたことが根付いていてるのか、
ビビりだけど、チャレンジしちゃう。
仕事でも、みんなが諦めちゃうことも攻めてみるし、
ゆうくんのことも、この方がいいと思ったことを、
前例がなくてもトライして見たいと思う。
医療知識があるのも、考える方向性が違うものにしているかも。
だから、普通の社会でもダウン症関係の集まりでも、
なんだか生きづらい気がしてしまう。
多分、これは私自身の心の問題なんだろうな。
(私は自分を、「白衣を脱ぐとただの人。」と思う。
実際、看護師と素の私は結構ギャップがあるらしい。
自分を納得させるとしたら、ATフィールド全開ってことだろうか。笑笑)
まあ、こんなだから、白衣の力を借りないとダメだったり、
ゆうくんみたいな社会性の高い子供がやって来たんだと思う。
最初は、親として何かしないとと思ってた。
SNSの普及と共に、実践する力を持った人が多いのを知って、
なんだか自分には無理だし、役割は終わってる感じがしてる。
(まだ8年しか育ててないのに。笑)
なので、今はただの前向きというか、
ただの親バカブログになっているんだと思う。
もしくは、やさぐれブログ…。
「コウノドリ」最終話を見ていて、
「ダウン症」についての内容も適度だったんじゃないかと思う。
サクラ先生言っていたように、「押し付けることなく、見守って生きます。」(だったかな?)と言っていましたが、
視聴者にもこのスタンスが、
よかったのではなかったかなと思う。
それでも、「オランダへようこそ」をあの様な演出の中で、すべてを読み尽くしてくれたのは、
とてもよかったのではないかな。
「出生前診断」も「それを受けての中絶」も、
なくなることはないでしょう。
でも、命を受けた瞬間から、
「ありがとう。」と言われて当然である命であるはずなのにって、やっぱり思う。
サクラ先生の、
『すべての命にありがとう。』ってセリフが、
すべての結論な気がした。