講演会の続きです。

演題
Down症候群の子どもたちが豊かな 成人期を過ごすために必要な子育てとは?

今回は、精神面の併発症とその要因です。

長谷川先生は次のように述べています。

ダウン症がある場合は、精神面での思春期の変化が年齢的に遅く始まることがあり、
ほとんど全員が思春期を過ぎるのに時間がかかる。それが発達の遅れなのである。

思春期にマイナスの状態になって、それから脱皮できないと悪循環になり、精神に障害をきたす。

その大きな要因に、いつまでも子供扱いされ、過保護にされている、自分が自分の主人公になっていないなど、周囲の不適切な対応が想定される。

愛らしいからと年齢以下に扱われ、必要以上に手をかけられてはいないだろうか。

ちょっとできるとほめられて、理解しないまま表面だけ見ておぼえたり、教え込まれたりしていることもよく見られるが、それは経験不足や考える力の不足が隠された「メッキ」であって、実際は精神面の発達が幼児期で抑圧されているのかもしれない。

ー中略ー

近年、急激退行という言葉が広まっているが、それを見聞きした医療者は神経変性疾患や認知症に陥ったと思ってしまうようである。しかしこれは単にそう見えるだけのことで、<そのため退行もどきと呼んでみます>、環境的要因の問題を解決すれば急速に改善可能であることから、精神医学で言う適応障害の一種と考えられる。

以上一部抜粋


特に、病気の時は心のケアも必要だそうです。(自分はだめだと思ってしまう)

老化においては、身体面で、
紫外線予防やスキンケアも大切だと言われていました。

今回で、講演会の内容は終了です。
分かりにくくてごめんなさいですが、
皆さんの参考になればと思います。


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