今日母から電話があり、その中で先日放送された、「ドキュメンタリー宣言」の話になった。

今回は、松野明美さんのダウン症の息子さんの話だったようです。
それを知ったのは、放送後のことでした。
先に、母から見た印象の話を聞きました。
ゆうくんといろいろ比べて話していました。

そして、さっきネットでダイジェスト動画を見ました。


ゆうくんは、彼よりは身体状況はまだましです。
でも同じダウン症であることにはかわりありません。

5歳になっている彼を見ることは、自分の心に切れない糸をはっていないとできませんでした。

6ヶ月になろうとするゆうくんが、どのように成長するのかを想像させるからです。


小さな変化と成長を喜ぶ毎日の子育ては、
ある意味仮面をつけた私の姿です。

本当は、毎日不安で満ちていて、
特に顔貌に特徴のあるダウン症であるがゆえに、
散歩のたびに、外出のたびに、抱っこされているゆうくんの顔を見るたびに、
誰かにダウン症だと気がつかれて、何か言われるんじゃないか、
ゆうくんはやっぱりダウン症なんだと思ってしまっています。

現実を受け入れたふりをしている外見の私。

しかし、内面の私は闇で満ちています。


今日、運転中に成人のダウン症と思われる方を見かけました。

ゆうくんが成長すると、こんな感じになるんだろうかと、
振り向いてしまいました。

でも、振り向かずにはいられなかったんです。

まだ、私の心は貧しいままです。


本当の幸せがまだよくわかっていないのだと思います。


こんなにも、ゆうくんはかわいくて愛おしいのに。

背中を向けてしまうときがあるんじゃないかと、自分の闇が恐ろしい。


毎日を一歩ずつ。
そして前に。

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