今月のはじめフェイスブックに厚労省のページがあるのを見つけ、時々のぞいていましたが、10月15日金曜日の夜に、こんな記事がアップされていました。
 

心筋炎になる頻度はワクチンの方が低いことが確認されている、
へえそうなんだと思って、
添付の写真のグラフを見て、
びっくり仰天! 

 

左がワクチン、右がコロナ罹患の

グラフが並んでいて一見すると、
コロナに罹って心筋炎になるリスクの方が
100倍以上高いように見えませんか?

びっくり仰天の原因は、
どちらも100万人当たりになっていたこと。

1年半でコロナに罹った人は人口の1%程度。

一方、ワクチンは数か月で

人口の70%が接種しています。

分母が全然違います。

しかも、ワクチンは10代、20代なのに、

感染した場合の方はなぜか
15~39歳になっています。


この834人の根拠が

10月15日厚労省のワクチン副反応検討部会の資料にありました。

コロナに罹って心筋炎になった人数ですが、
調べたのは、なぜか5月末までの症例で、
まだ致死率が高かったα株の時のデータです。

image
 
15~40歳未満の
入院した男性4798人が分母
心筋炎になったのは4人
これを、100万人当たりにして、
 
1000000/4,798 ×4人 =834人

4798人しかいない入院患者を
100万人に引き延ばし
たったの4人から
834人などという
実態とかけ離れた数字を提示して、
コロナ罹患リスクを大きく、
ワクチン心筋炎のリスクを小さく見せる
 
接種に不都合な事は小さく
都合のいい事は大きく
これはもはや、詐欺と一緒です。
 
 
おそらく、

30代のデータを足したのは、
若者は重症化しにくいから20代までだと、
心筋炎症例が少なすぎたのでしょう。

また、α株の時のデータにしたのは、

弱毒化したデルタ株では、
心筋炎症例が少なすぎたのでしょう。

5月末までの一番心筋炎が多かった時期の
データを恣意的に取り出して割合を出し、


心筋炎は侮ってよいものでは決してないのに
「ごくまれ」「たいていはすぐ治る」
と安全を強調するばかり。

 

(一方、コロナに罹っても

若者はほとんど軽症で済むのに

ごくまれに重症化した者を

強調して取り上げ、恐怖をあおり

コロナに罹って心筋炎になるくらいなら

ワクチンを接種しようと思わせる。)


実際の接種後心筋炎のデータ↓を見てください。
心筋炎関連症例(10/15厚労省資料:事業者報告)
心筋炎関連症例(10/15厚労省資料:医療機関報告)


4人」どころの騒ぎではありません。

そもそも、ワクチンは
病気の人を対象とする薬とは異なり

健康なすべての人を対象にしています。

分母が全く違うのに、

コロナで入院した患者が心筋炎になる確率と
比べる発想自体が異常です。

また、今回10/15の調査会では
なぜか死亡数のデータが

公表されませんでした。

ここまで恣意的なデータを

出してくるくらいですから、
若い人の死亡が多すぎて、

公表したらみな接種を敬遠すると

考えたのでしょうか。


厚労省のこのデータを信じて接種して
仮に、心筋炎になっても、亡くなっても、
情報不足で因果関係は不明で
終わりにされる。


国民一人一人の命に
寄り添おうとする職員はいないのかな。

厚労省の目的は

国民の命を守ることではなく

ワクチンの接種率を上げること!

悲しいけれど、
もはやそうとしか思えません。

 

 

追伸

10/15にリリースされた
くだんのチラシです
000843653.pdf (mhlw.go.jp)
image
モデルナは心筋炎になりやすいからと、
ファイザーを勧める内容になっていますが、
ファイザーとて決して少ない数ではありません。
ファイザーを接種しているイスラエルでは
16〜19才男性6000人に1人が心筋炎に

なったとの報告があります(2021/10)

厚労省のデータは、10代が27万人に1人
20代が10万人に1人と異常に低く、
報告されていない事例が

相当数あると推測されます。

それが証拠に若い人の副反応による

救急搬送が各地で増えています。↓

接種後に意識失い倒れた20代男性も…副反応疑いで5人救急搬送 10/9-10に名古屋の集団接種会場で | 東海テレビNEWS (tokai-tv.com)


心筋炎の症状があったら厚労省へとありますが

周知されていません。2021/11/19追

新型コロナワクチン副反応を徹底検証【心筋炎】炎症が広がると心不全を合併するケースも|日刊ゲンダイヘルスケア「心機能が落ちて心不全を合併したケースでは、薬物療法が行われ...リンクhc.nikkan-gendai.com



<編集後記>

心筋炎のリスクは、イスラエルでは

既に5月ごろに表面化していたのに

日本ではずっと看過されていたことも

甚だ疑問でした。今回やっと対策を

考えてくれたと思ったら

詐欺まがいの数字をだしてくるし、、

 

私も夫もこの厚労省のグラフを見た瞬間
これはあかんやろ~と声を上げました。
中学生レベルでわかる話ですが、
厚労省、権威、間違うはずがない
と思っていたら、

気づけなかったかもしれません。


誰が正しいかではなく

   何が正しいかを考える

ドラッカーの言葉は、

生きる指標になっています。