こんばんは☆彡
ウイークエンドの夜、いかがお過ごしですか？
今日も快晴に恵まれた京都でした☆
早朝に、冬枯れの嵯峨野を訪れました。。
遠くに西山連峰の”愛宕山（あたごやま）”を望みます☆
子どもたちの歓声が聞こえてきました！
ラグビーの練習をしているみたいです(笑)
女の子もいましたよ！
広沢の池から嵯峨野を眺望しました。。
『古今和歌集』の時代から変わらぬ風景です。。
さて、タイトルの『ミーコのこと…』ですが。。
今、わたしが暮らしている家には３年前に引っ越してきました。
そして、甥っ子のイケメン君が居候（いそうろう）しています笑
引っ越して1年ほど経（た）ったころに、
町内の独居老人が亡くなりました。
この方は数匹のニャンコの世話をされていたみたいでした。
元々地域猫だったにゃんこたちの食事も
面倒を見ておられたみたいで、世話主を失ったにゃんこたちはその日から
路頭に迷うようになりました。。
”地域猫”（ウィキペディア）
そのうちの2匹が、わたしの家のガレージに住み着くようになったのです。
ネコ好きの甥っ子が、2匹にそれぞれ名前を付けて、エサの世話を
するようになりました。
若くて元気な真っ黒けのニャンコを「クロ」
そしてもうだいぶお年寄りの三毛猫に「ミーコ」と名付けました。
ミーコは、地域猫のしるしとして左の耳の先端をカットされていました。
これは「避妊手術」をしたというしるしです。
２匹は、おなかが減ると玄関の扉をがりがり引っかいて知らせました(笑)
今年、３年目の冬を迎えた先日、いつも玄関の陽だまりのところで
日光浴をしていたミーコがいません。。
探すと、ガレージの中にいたようです。
いつもわたしが車のエンジンをかけると、邪魔にならないようにどこかに
出かけていたミーコ。。
その日は全く動きません。
車で轢（ひ）いてしまわないように、甥っ子に移動を頼みました。
その日を境に、見た目にもかなり弱ってきているのが分かったのですが…
ミーコさんは老猫なのです。。
どうやら、数日前のかなりの冷え込みに参ってしまったようでした。
それ以前から、玄関のドアを開けて餌を差し出すと、家の中に
入りたいようなそぶりを見せていました。
しかし、
地域猫を家ネコとして飼うことは二人とも躊躇（ちゅうちょ）しました。
以前に飼ってた２匹のニャンコ、ハイジとクララを見送ってから
ペットとの別れがつらいので、もう飼わないようにしよう…と。。
ミーコは、ガレージから階段を上がって玄関の陽だまりの場所で
よくひなたぼっこをしていましたが、その階段を上がるのもやっとの
状態でした。。
それを見た甥っ子は、ついに二日前に家の中にミーコを入れてやりました。
そして、ヨボヨボ、フラフラのミーコのために簡易の寝床をつくり
電気ストーブで温めてやりました。
「寒かったね、つらかったね…」
ミーコは安心したようにずっと眠っていました。
そして昨晩、甥っ子の友達が来て３人でわいわい言ってた食堂に、
ひょっこりとミーコがヨボヨボと入ってきたのです。
そして、「ミヤー、ミャー」と話の輪に入るように２回鳴いて、
また眠りました。
甥っ子は、ミーコを自分の部屋に入れて徹夜で見守っていましたが…
今朝明け方の３時ころに、ミーコは安らかに亡くなりました。
猫が好きで、地域猫のミーコを家ネコにするかどうか悩んでいた甥っ子は
ぽろぽろ涙を流しながら、お湯できれいに目ヤニや汚れをふき取ってやり
話しかけていました。。
「ミーコ、今度は幸せなニャンコに生まれてくるんやで…」
わたしも、何度か玄関の陽だまりにいたミーコに話しかけて
頭を撫でてやったりしていましたので、こみ上げてくるものがありました。
今思えば、ヨボヨボと食堂に入ってきて「ミヤー、ミャー」と話の輪に
入ってきたのは、…最期のお別れのつもりだったのかもしれません。
役所に連絡して明日、ミーコを引き取ってもらいます。
「野良猫としてですか？ ペットとしてですか？」と役所の方に
事務的に聞かれたので、もちろん大切なペットとして葬（ほうむ）りたいと
告げました。
いのちの最期の時に、二日間暖かい家の中で過ごせたミーコ。。
ミーコのおかげで、わたしたちも癒されていました。
ありがとう、ミーコ(=^・^=)
そして、いつも一緒だったクロちゃん、さみしくなるね…
引っ越して始め頃に、北側のお宅の屋根でひなたぼっこをしていたミーコ
これが初めての出会いでした。
ミーコとクロ。このころから我が家の玄関先が居場所になりました(笑)
一人でひなたぼっこするミーコ😸
今朝早朝に天国に行ったミーコ… 安らかな寝顔です。。
左耳の先端がカットされているのが分かりますか？
お花を飾りました♪ クリスマスブーケという花束です。
何かお花のおき方が変ですね(笑) こういうセンスが全くありません(;^_^A
ゴメンネ、ミーコ
今日も長いブログにお付き合いくださりありがとうございました。
皆さんのお住まいの場所に、”地域猫”がいましたら、
どうか、そのか弱い命を見守っていただければ幸いです。
ほなね(笑)
