形の結婚式もあるんですね…



たった10時間が永遠に感じられる愛。

亡くなる10時間前に挙げた結婚式




こんなにも切なく、
涙が溢(あふ)れてくる結婚式を見たのは初めてです……。

フィリピンに住んでいるRowden GoさんとLeizelさん、
ふたりの結婚式は新郎が30歳を迎える今年7月に行われる予定でした。



ところが、想像を絶する悲劇がふたりに襲いかかったのです。


今年5月下旬、29歳のRowden Goさんが医師から告げられた病名は、
肝臓がんのステージIV。

このがんは非常に進行が早く、ステージIVでの生存率は極めて
低いものでした。
急激に病状が進んでいくなかで、Rowdenさんが望んだのは
「愛する人たち、そしてふたりにとってかけがえのない
2歳の娘の前で、Leizelさんと結婚式を挙げる」

――ただそれだけ……。


Rowdenさんの最後の願いを叶えるための準備の時間は、
たった12時間しかありませんでした。
場所は病室。それでも純白のバラを敷き詰めた真紅のバージンロードが
しつらえられ、病室は清らかで美しい教会となったのです。





A Wedding That Will Move You: Rowden & Leizel

Hasset Goさんが公開(2014/06/18)





Rowdenさんの兄弟Hassetさんが公開した動画の中で、
Rowdenさんは時々意識が薄れそうになりながらも、
Leizelさんを見つめる表情はどこか晴れやかで、
穏(おだ)やかな笑顔をたたえていました。


また、式の始まりでは感極(かんきわ)まって涙をみせたLeizelさんも、
とても幸せそうな笑顔。
その場の状況を把握(はあく)することのまだできない娘の、
あどけない笑顔が映し出されていきます。


そして、最後にみせたRowdenさんの幸せそうな顔。
胸が締めつけられながらも、なぜだか穏やかな気持ちにさせられました。



たった10時間であっても、きっとふたりにとっては、
「永遠に感じられた愛」のかたちなのではないでしょうか?





あなたはこの3分間の映像を観て、何を感じましたか?

胸に満ちた切なさや、言葉にできない愛を、どうか大切にしてください――。


                                 (記事ソース「BUZZ NEWS」さんから抜粋)






    悲しみの中にも、幸せそうな新婦の笑顔






    何もわからずに、あどけない笑顔の愛娘(まなむすめ)






    死にゆく新郎の、こんなにも穏やかで幸せそうな笑顔





6月11日、Rowdenさんの願いどおり、
最愛の人と、愛する娘、そして愛する人たちに囲まれて「永遠の愛」を
誓ったその10時間後、Rowdenさんは息を引きとりました。


いつか、遺(のこ)された最愛の娘(むすめ)に
母であるリーゼルさんは、この日のことを語り伝えるでしょう…











                    ☆「希望の未来に向かって」☆

                みなさんのご来場を お待ちしています(^_^)/