砂(人生)に残された

二つの足跡(あしあと)…


いつからか、

それは一つの足跡に…







砂に残った足跡(歌)レオナ・ルイス(英語、日本語字幕)

NeedsFaithさんが2009/11/14 にアップロード







 あしあと

 ある夜、わたしは夢を見た。


 わたしは、主(以下『神様』)とともに、なぎさを歩いていた。

 暗い夜空に、これまでのわたしの人生が映し出された。

 どの光景にも、砂の上にふたりのあしあとが残されていた。

 ひとつはわたしのあしあと、もう一つは神様のあしあとだった。


 これまでの人生の最後の光景が映し出されたとき、

 わたしは、砂の上のあしあとに目を留めた。

 そこには一つのあしあとしかなかった。

 わたしの人生でいちばんつらく、悲しい時だった。


 このことがいつもわたしの心を乱していたので、

 わたしはその悩みについて神様にお尋ねした。


 「神様…。

 わたしがあなたに従うと決心したとき、

 あなたは、すべての道(人生)において、

 わたしとともに歩み、

 わたしと語り合ってくださると約束されました。


 それなのに、わたしの人生のいちばんつらい時、

 ひとりのあしあとしかなかったのです。


 いちばんあなたを必要としたときに、

 あなたが、なぜ、わたしを捨(す)てられたのか、

 わたしにはわかりません。」



 その時、神様は、ささやかれた。


 「わたしの大切な子よ。

 わたしは、あなたを愛している。

 あなたを決して捨てたりはしない。

 ましてや、苦しみや試(こころ)みの時に。



 あしあとがひとつだったとき、

 わたしはあなたを背負って歩いていた。」


          (詩:マーガレット・パワーズ)






 おはようございます♪



 いま、

 大変な中を生きてらっしゃる方たちに

 この詩を 贈ります。



 決して 一人ではない


 足跡が一つだったとき…

 神様が、あなたを、そしてわたしを

 
   背負って歩いてくださっていた…