おはようございます)^o^(
今週で、1月、終わりますね♪
いつもボォーってしてるいなか道ですが、(笑)
月日のたつ早さは感じてます☆
今週も、それなりにがんばりたいと思います♪
今朝は、思わず涙してしまった、
新聞記事のご紹介をしたいと思います☆
「一度でいいから話してみたい」
「おやすみって言う…」
小6女児のエッセーに反響続々☆
「神様が1日だけ魔法をかけてしゃべれるようにしてくれたら…」。
産経新聞夕刊1面に毎日掲載している「夕焼けエッセー」。
そこに、昨年掲載された大阪府岸和田市の小学6年生、
森琴音(ことね)さん(12)の「わたしの願い」が反響を呼んでいる。
事故の後遺症で肢体不自由となり言葉も失った琴音さん。
願いがかなうなら、「ただいま」と言ってみたい、お兄ちゃんに電話をかけたい、
そして魔法がとける前に家族に「おやすみ」と言いたい-
「それで じゅうぶん」とつづる。
12歳の魂の声は、読んだ人々の心の奥深くを、優しくゆさぶっている。
父親の淳さん(35)は
「肢体不自由になるまではよくしゃべる子どもでした」と話す。
琴音さんは、3歳のとき事故で心肺停止となった。
一命を取り留めたが、低酸素脳症の重い後遺症で下半身はまひし、声は出るが
言葉にならなくなってしまった。
掲載直後から産経新聞社には、はがきや手紙、メールが次々と寄せられた。
「どうか神様、かなえてあげて…」(大阪府茨木市、女性)
「あなたのエッセーで家族のありがたさを考えさせられました」
(大阪府和泉市、男性)
「文章を読んでこんなにすぐ涙があふれたのは生まれて初めて」
(奈良県生駒市、女性)。
子どもが同じ障害があるという、兵庫県尼崎市の母親からは
「どうやって書いたの」との質問も寄せられた。
母親の成美さん(36)は
「温かいメッセージをたくさんいただいて感動しています」と語っていました。
それでは、琴音さんのエッセーをご紹介します。
☆ 森琴音 「わたしの願い」
「わたしはしゃべれない歩けない
口がうまくうごかない
手も足も自分の思ったとおりうごいてくれない
一番つらいのはしゃべれないこと
言いたいことは自分の中にたくさんある
でもうまく伝えることができない
先生やお母さんに文字盤を指でさしながら
ちょっとずつ文ができあがっていく感じ
自分の言いたかったことがやっと言葉になっていく
神様が1日だけ魔法をかけて
しゃべれるようにしてくれたら…
家族といっぱいおしゃべりしたい
学校から帰る車をおりてお母さんに
「ただいま!」って言う
「わたし、しゃべれるよ!」って言う
お母さんびっくりして腰をぬかすだろうな
お父さんとお兄ちゃんに電話して
「琴音だよ!早く、帰ってきて♪」って言う
2人ともとんで帰ってくるかな
家族みんながそろったらみんなでゲームをしながらおしゃべりしたい
お母さんだけはゲームがへたやから負けるやろうな
「まあ、まあ、元気出して」ってわたしが言う
魔法がとける前に
家族みんなに
「おやすみ」って言う
それでじゅうぶん」
このエッセーを涙なしに読めませんでした…
わたしたちは、いろんな願いがあって、それがかなえられないと
わかったら、失望し、いらだつこともあります…
でも、琴音ちゃんは、魔法が解ける前に
家族に「おやすみ」と言えたら、それで十分に幸せだというのです…
思いっきり泣きたいでしょう…
思いっきり叫びたいと思います…
でも、彼女は、自分が置かれている状況を理解しているのです。
なので、文句は一切言わない…
彼女のただ一つの願いは、愛する家族に「おやすみ」を言うこと…
文字盤を指して、お父さんと会話をする琴音ちゃん
いなか道、今日、しゃべれることに感謝します。。
だから、汚い言葉は、もう二度と口にはしません…
しゃべれること、思いを伝えることができることの幸せをかみしめて、
人にやさしく、生きていきたいと思います。。。
神様、どうか、琴音ちゃんの願いをかなえてください
家族に、「おやすみ」と言える、たった一つの願いを。
自画像の前で笑顔の琴音ちゃん。そして、好きな言葉は「笑顔」。
琴音ちゃんが笑えば、周囲もつられて笑顔になる。