生みの親、「やなせたかし」さんが
一昨日、日曜日の13日に旅立たれました。
94歳でした。
こころから、哀悼(あいとう)の意を表します。
なんだか、さみしい…
昭和28年(1953年)に独立し、漫画家デビュー。
ラジオドラマの脚本や詩、童話なども手掛け、多彩な才能を発揮。
昭和36年に作詞した「手のひらを太陽に」(いずみたく作曲)は大ヒットした。
48年には雑誌「詩とメルヘン」を自らが中心となって創刊。
詩にイラストを添えて載せた形式が評判を呼びました。
雑誌は平成15年の廃刊まで30年間にわたって刊行され、
多くのイラストレーターを輩出したそうです。
そういえば、いなか道も「詩とメルヘン」に詩を投稿した一人です♪
とっても懐(なつ)かしいです…(泣笑)
やなせさんは、漫画家としてはなかなか芽(め)が出ず、
漫画やイラストの仕事よりも、舞台装置の製作や放送作家、
作詞家としての仕事の方が多かったそうです。
作詞家としては、先述の『手のひらを太陽に』の仕事が有名ですね。
(初音ミク)手のひらを太陽に
otonokiokuさんが公開(2011/07/13)
「生活に困ることはなかった。
でも、『これが代表作だ』と言い切れるものがない。
代表作を作りたい。漫画家としてのアイデンティティを持ちたい。
そんな長い間の願いがかない、『アンパンマン』の人気が高くなったのは、
なんと70代にはいる直前。69歳の時だった。
何とかなるさと辛抱(しんぼう)して、とにかく生きていくんだ。
人生は捨てたものではない。やがて道は拓(ひら)けてくる。それが実感だ。」
(出典:やなせたかし 「明日をひらく言葉」から)
やなせたかしさん
こどもたちや、大人にまで夢を与えてくれて
ありがとうございました。
安らかに、お眠りください。
お疲れさまでした。