おはようございます☆


  きょうは、花金ですね(笑)



  本当に時間の経(た)つのが速く感じられます。。

  そう思いませんか?(笑)



  「今」という瞬間、瞬間が積み重なって「きょう」となり

  きょうという日の積み重ねが月になり

  月の積み重ねが年となる…

  


  きょうという日は…

    …もう二度と帰ってこないんですね☆





  思い出の中に埋没(まいぼつ)していく愛(いと)しい日々…

  二度と、繰り返すことはできません…


  なので「今」という瞬間(しゅんかん)は宝石のように

  輝いています☆




  きょうの、いなか道の記事は「長い」です(笑)

  お時間のある方はどうぞゆっくりとしていってくださいね♪
  
  では…




  いま、わたしにはとても気になる曲があります。

  滝廉太郎(たき れんたろう)作曲の



  「荒城の月(こうじょうの つき)



  この曲には「哀愁(あいしゅう)」があります…

  
  かつて、栄えた強者(つわもの)たちの夢の跡(あと)…

  その象徴(しょうちょう)だった「城」。。


  その城も、いまは崩(くず)れ落ち、石垣も苔(こけ)むして

  風雨にさらされている…



  わたしがこの曲に初めて触(ふ)れたのは、小学5年生の時…

  文化祭の合唱曲として練習しました☆

  難(むつか)しい歌詞の意味は分からなかったけれど…

  その美しいメロディに・・心がキュンと音を立てたのを今でも

  覚えています(笑)



   
  
荒城の月 舟木一夫 さん(竹田岡城跡描写)

kazuyan079さんが動画をアップロードしました。(アップロード日: 2011/12/30)



  皆さんはご存知(ぞんじ)ですか?

  この「荒城の月」が…

  外国のある国で・・賛美歌 になっていることを…

  以下に、ある方の記事をご紹介します☆



  「カトリック教国であるがベルギーでは、滝廉太郎の「荒城の月」が
  賛美歌(さんびか)になっていた!

  礼拝(カトリックでは「ミサ」と言われている)のクライマックスに
  歌われる賛美歌にこの曲が使われていたのだ。わたしの驚きは
  それだけではなく、滝廉太郎が「洗礼(せんれい)」を受けようと
  していたということだ!

  教会で用いられるようになったいきさつは、
  「荒城の月」を聴いたベルギーのある司祭(しさい)が…

  「この曲は、口で表現することのできないような静けさが
  教会堂にみなぎり、わたしたちの魂を深い沈黙にいざなうのを感じた」


  と深く感動されたからだ。

  しかもこの曲は、廉太郎が「洗礼を受けたいなあ」と思っていたころに
  作曲されたものであったというから、わたしの驚きはいかばかりであろう。

  だからわたしの魂(たましい)にも届いたのだ!

  旋律(せんりつ=メロディ)が美しいだけでは人の魂を捕(と)らえない。
  そこにある神への信仰が我々の魂を捕らえるのだ。

  母が亡(な)くなった時、わたしは思いっきり泣きたいのに
  泣くこともできず、
  悲しむこともできないほどの深い悲嘆(ひたん)にあった。
  夜も1時間半ごとに目が覚め、短く途切れた浅い眠りの中で
  何度も何度も母の臨終(りんじゅう)と葬儀(そうぎ)の夢を見た。
  夢では実際とは違った情景であるが、何度も何度も母の死が
  繰り返された。

  そのような深い悲嘆の中にあるわたしを慰(なぐさ)めたものが
  この曲だった。

  誰もいない一人の時に聴(き)いていた「荒城の月」が、
  泣くことができなかったわたしを号泣(ごうきゅう)させてくれた。」
                  (「メメント ド ミニ」さんのHPから抜粋)




  
           「荒城の月」
           土井晩翠作詞・滝廉太郎作曲


          春高楼(こうろう)の花の宴(えん)
          巡(めぐ)る盃(さかずき)かげさして
          千代(ちよ)の松が枝(え)わけ出(い)でし
          昔の光いまいずこ

          秋陣営(じんえい)の霜(しも)の色
          鳴きゆく雁(かり)の数見せて
          植(う)うる剣(つるぎ)に照(て)りそいし
          昔の光いまいずこ

          いま荒城の夜半(よわ)の月
          替(かわ)らぬ光たがためぞ
          垣に残るはただ葛(かずら)
          松に歌うはただ嵐(あらし)

          天上影は替らねど
          栄枯(えいこ)は移る世の姿
          写(うつ)さんとてか今もなお
          嗚呼(ああ)荒城の夜半(よわ)の月



     
      …春には、もとここにあった城の中で、にぎやかな
       花見の宴がはられたにちがいない。
       はずむ声。笑い、そして酒をくみかわす盃(さかずき)……。

      …城壁(じょうへき)の大きな松の枝(えだ)あいからは、
       月の光がさしこんでいたに違いない……。
       そんな、昔の面影(おもかげ)はどこへいったのだろうか。

     

   ベルギーで賛美歌となった「荒城の月」

   ロシアでは「ミサ」の時に流れる「荒城の月」…

   
   そして…

   ヘビメタのロックバンド「スコーピオン」が

   コンサートの最後に必ず演奏する「荒城の月」

  
   この曲は、世界を癒(いや)すかもしれないですね。

   みなさんの心の中に、この曲は流れているでしょうか…



   きょうも、数あるブログの中から、いなか道を

   訪問してくださってありがとうございました☆…




$いなか道のブログ
              滝廉太郎(1879年(明治12年)~1903年(明治36年))