きょう67回目の原爆記念日を迎えました。


  
  広島、長崎への原爆投下を命令したトルーマン米大統領の孫、

  クリフトン・トルーマン・ダニエルさん(55)さんも

  6日のヒロシマ原爆記念日に続いて

  平和式典に参列し犠牲者の霊に黙祷を捧げられました☆



  ダニエルさんは…ヒロシマでのインタビューで、

  終始、穏(おだ)やかな表情で…

  時には真剣に考え込みながら記者の質問に答えました。

  祖父のトルーマン大統領が原爆投下を命令したことについて、

  ダニエルさんは「わたしは米国の教育を受け、原爆投下は早期終戦の

  ためと教わった。家族や友人を亡くした被爆者が放射線を浴びて

  今も苦しんでいることは、広島に来て知った」と話しました。


  祖父から原爆投下について直接、話を聞いたことはないとしたうえで、

  「祖父は広島と長崎への原爆投下を決断したが、残された手紙や

  手記から、その後は絶対に核兵器は使ってはいけない、という

  強い思いを持ち、一生懸命取り組んでいたことがわかる」と

  語りました。
 
  自身も核兵器の廃絶に取り組んでおられます。




長崎、67回目の「原爆の日」

tbsnewsiさんが 2012/08/08 に公開


   長崎・平和公園での平和記念式典で演説に立った

   田上富久長崎市長は平和宣言を読み上げ、

   日本政府に対し、国のエネルギー政策を早急に変更するため、

   具体的方策を採るよう粘り強く呼びかけました。 



   2011年3月の「東日本大震災」で原発がいかに危険なものかが

   露呈(ろてい)してしまいましたね。


   国や原発推進派の多くの人たちは

   必死になって原発の必要性や安全面での優位性を訴えていますが…

   もう国民をこれ以上納得させることができなくなっています☆


   もちろん原発施設で一生懸命に働いてらっしゃる職員の方々も

   おられます。彼らにも家族がいて生活があります。

   原発をすぐになくすことは難しいでしょう。。。


   でも…田上富久長崎市長が国に訴えたように

   地震などで破壊され恐ろしい放射能をまき散らす原発に替(か)わる

   新しいエネルギー資源の開発に取り組まなければならないことは

   急務なハズです。


   その背景には…
 
   政府が原発の寿命を原則40年とする方針を示したことがあります。

   国内原発54基のうち、40年超が3基。他の原発が順次

   再稼働しても、このまま原発の新設・増設がないと…

   10年後に運転できるのは35基、

   20年後は16基にまで減ります。


   そして日本の原発は2050年までにすべてなくなることになります。

   この政府の方針に対して、原発容認派と脱原発派の双方から

   批判が集中しているようです。

   原発容認派からは、日本が原発を捨てて、本当に電力の

   安定供給が可能になるのかという不安の声があがっています。

   確かに、現時点では火力以外の有力な代替電源は開発されて

   いません。

   政府は、代替エネルギーの開発を急いで原発の穴を埋める

   方針ですが…。残された時間はないはずです。


   一方、脱原発派からは、福島第一原発でこれだけの事故を

   起こしたのだから、

   すべての原発をすぐに廃炉にすべきだという批判が出ています。


   いずれにせよ 政府がどのような判断をし目先のことだけではなく

   どのような国土・日本を子孫に残していけるのかを明確にする義務が

   あると思います。。。


   
   一人の無名のアイドルさんが…

   この国の未来と原発にたいへんな危機感を持って

   心を痛め 非力を感じながらも立ち上がりました。


     
「藤波心」2.11さようなら原発1000万人アクション



    彼女が最後に歌った「ふるさと」は

   この国の指導者や、「経済の発展のために原発は必要」という

   原発推進者、また国民一人ひとりにどのように聴こえたでしょうか☆