こんばんは☆


   みなさんは こんな悲しい事件があったことを

   覚えていますか?



   「姉(3歳)と弟(1歳)の幼い 姉弟が育児放棄の母親によって
    マンションに置き去りにされ遺体で発見された。  

   やせこけた幼い2人は、ワンルームマンションの一室で
   寄り添うように倒れていた。
   大阪市西区で30日(6月)未明、幼児2人が遺体で見つかった事件。
   ごみが散乱する室内に全裸で横たわり、一部白骨化するなど
   長期間放置されていた。
   母親とみられる女性(23)は、同僚にネグレクト(育児放棄)を認め
   「ほったらかしているから、死んでいるかも」と言い残したという。

   「子育てをどうしたらいいか分からない。死にたい」。
   女性は勤務先の風俗店従業員に相談し、約1週間前から欠勤していた。
   遺体発見の直前に、この従業員が電話を入れると
   「ごみだらけやから見に行かんといて」と告げ、
   子どもが死んでいることをほのめかした。

   「ここ1カ月は夜泣きが聞こえなかった。もしかしたらとは思っていたが…」
   同じ階に住むバイト男性(27)は、こう言って肩を落とした。
   現場の部屋は「ごみ屋敷同然」といい、ベランダには大量のごみが
   積み上げられていた。
   ひどい異臭で、窓も開けられない状態だったという。
   また、悲鳴に近い子供の泣き声が、昼夜を問わず廊下に響いていた。

   2軒隣に住む女性(27)は「夜泣きは尋常じゃなく眠れないくらいだったが、
   6月ごろからやんでいた。もしかしたら虐待かな、と管理会社に連絡した」と
   打ち明け、「本当にショックです。どうにかしてあげたかった」



   どれだけ…

   怖かっただろう…

   ひもじかっただろう…

   置き去りにされてもなお母を慕い求めて

   夜中じゅう泣き叫んでいた 幼い姉弟…


   ドアにも 窓にもテープまで張られて…

   おふろにも入れてもらえず

   水も飲めず…

   ゴミが散乱した部屋で…

   異臭のなかで 次第に衰弱して行き…

   それでも…いのちの限り泣き叫んで 母を求めた3歳と1歳の二人…


   なんで…

   こんなことが後を絶たないんだろう…

  
   一体この国は何なんだろう…

   母親が…お腹を痛めて産んだ子を憐れむことなく育児放棄してしまう

   この国は…

  この母親と子どもをすくう方法はなかったのでしょうか。

   なにかがおかしい・・・



   こどもは国の宝です。

   アメリカは児童虐待の疑いのある両親から強権発動して

   その子どもを救い出し国が保護して育てるそうです☆

   「アメリカや欧州の先進国だと親が責任を果たしていないと判断したら

   公的機関が力づくで引き剥がして養護施設に預ける。

   虐待の場合は凶悪犯罪と同じ扱いで文字通り警察官が踏み込むけど

   日本は犯罪の加害者に甘い」という意見もあります。


   今回も「児童相談所」や「警察」に通報があったにもかかわらず

   まだ生きていた二人を救うことができませんでした。

   「大阪市の児童虐待ホットラインには今年3月以降、

   この部屋から「子供の泣き声がする」という通報が相次いで

   寄せられていた。

   こども相談センターの職員らが5月中旬までに計5回家庭訪問したが、

   インターホンに応答はなく、声も聞こえなかったため、連絡するようメモを残して

   立ち去っていた。

   センター担当者は「できる対応はした。結果は残念で、重く受け止めている」と

   コメントした。

   5月中旬には、マンション住民から虐待を疑う110番通報が

   寄せられていたが、現場に向かった西署員も異常を確認できなかった。」
 
   これがわたしたちの国の現実です。



   今回、マンション管理会社がカギをあけて変わり果てた二人の幼子を

   発見しました。



   今…

   二人の幼い姉と弟は天国で幸せであることを願います。

   そしてお母さんをきっと許していると思います。

   母と子のきずなは どんなことがあったとしてもきっと

   永遠に変わらないと信じます。



   連日にわたって「重い」内容の更新になりましたことをお詫びします。





   
   

   
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                          ~ 母と子 ~ いわさきちひろ作