福島第一のことについて、某ネットアイドルだかっていう厨房がごちゃごちゃ言ってるのが気に食わないw
ってのは置いておいて、ただそいつを叩いているだけと思われるのも嫌だし、ちょっと書いてみようと思います。
まず、「外の安全なところにいる奴に何が分かる」と叩かれそうなので…
今は事情で別の場所に住んでますが、家自体はとある原発の近くにあります。
今回のようなことになれば、確実に退避地域に入ります。
さて、今回の事故には双方に問題・責任・課題等があると考えています。(直接事故に関係ないことも含まれますが)
・東電側
①建設説明時に「絶対に安全で、問題はない」と言っていた可能性がある。(現地民じゃないので、ここらへんは可能性論になってしまいますが…)
②中越地震の時に問題になった原発も自社のものだったのに、自社の他の原発について想定を甘く見過ぎていた。
③事故後、廃炉になることをなるべく避けるように対応を取った。(つまり、早急に海水を入れることをしなかった)
④説明不備、説明不足
⑤そもそも説明や発表数値自体に改竄等をしているのではないかという疑惑が残る
⑥会長や社長が今日になるまで出てこなかった
⑦避難者に対して自社保有の保養施設等を早急に提供しなかった
挙げてるとキリがないのでこれくらいにしておきます。
・地元側(特に誘致賛成派)
①お金につられた
②原発建設を誘致した
③原発が無かったら自治体が財政赤字になって、再建団体介入になることだって十分に考えられる。(そこまで財政が追い詰められていたかは存じ上げません。)
④地元は原発のお陰で、土地に対して割といい福祉を受けれてきた。
地元側のを書き連ねると炎上しかねませんが、結局は双方に「利益」があったわけですね。
当然、「きれいな利益」も「汚い利益」もあったことだと思います。
まぁ、東電側の対応が悪るすぎというのは、東電側も認めるべきだと思いますけどね。
じゃあそもそも、原発を叩いてればいいのかってことを考えてみたいと思います。
これも実際に行われなければ分かりませんが、原発がなくなれば地元の公営福祉施設等(病院・図書館等)は消えてしまうと思われます。
ある町の図書館は、ある政令市の1図書館以上の蔵書があったと記憶しています。
それくらい、原発の地元にあたえる利益というのは大きいのです。
これについては、原発に代わるものというのはないでしょう。
叩くならせめて、テロの標的にされる可能性があるくらいに言えば理解しないでもありませんがね…
では、発電方法としての原発というのを考えてみたいと思います。
原発=クリーンって思われているようですが、高レベル放射線廃棄物は大量に出るし、発生した熱の多くは無駄になっていたり、あんまりクリーンではないですね。
原発の利点は少ない燃料で多くの電力を得ることができることだと思います。
原発を叩く人の中に、「原発に想定外があってはならない」って言う人がいます。
では、東海・東南海・南海地震で、ダムが決壊したら?火力発電所が爆発して延焼したら?
こういうことも「想定外」ですよね?
あり得ないと考えられていても、結局は実際に起こってみないと分かりません。
ダムが決壊すれば、一時的な被害ですが、今回の原発事故の比にならないくらいの死者がでます。
火力発電所の延焼だって、避難する時間はあるかもしれませんが、終われば焼け野原になってしまいます。
原発事故は数年でかたがつくことではありませんが、「想定外」が起これば、結局は誰かが犠牲になってしまいます。
だから、既存の発電方法を叩くのではなく、うまく付き合っていく方法を模索する方が重要なことだと考えています。
あと、風評被害についてです。
最近、長崎県産と栃木県産の同じ値段の同じ野菜がスーパーで売られていました。
最初に見たのが昼くらい。
夕方に見たら、長崎県産は完売で、栃木県産は全く売れていませんでした。
ちなみにうちは昼の時点で栃木県産を買いました。
たしかに、平常時よりは放射線量は高いです。
でも、日本の基準値というのは他国に比べても、異常なくらいまでに厳しいです。
東北の野菜を食べたからどうこうなるって話ではありません。
自分はこれからも、東北・北関東産の欲しい野菜や果物があれば、買っていきます。
話の方向性が変わりますが、自分は化学者になることを目指しています。
きっかけは別のことですが、目指すところは変わらず「既存の発電方法以外の化学的な発電方法を確立させる」ことです。
他の人に研究者になってそういうことをしろとは言いませんが、問題が起きたから叩く・ピンポイントで叩くんじゃなくて、広い視野を持って考えることが重要ではないでしょうか。