「若者の車離れ」の次は「熟年の車離れ」 | Tomorrow never knows

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自分に向けた意見を書いてみようかと思っています。
自分の備忘録もかねるので意味不明な事も充分あり得ます。

激しく同意!!なのでメモメモ。

若者の車離れが加速している。かつてトヨタ自動車の豊田章男社長はその理由を問われて「良く分からない」と答えたが、危機管理専門家であるリスク・ヘッジ代表の田中辰巳氏によれば、このままでは「若者の車離れ」だけではなく、「熟年の車離れ」も進むという。以下は、田中氏の視点だ。

2010年の10年26日、テレビ東京のワールドビジネスサテライト出演した豊田章男社長は、小谷真生子キャスターに『若者の車離れの理由』を問われた。答えは「良く分からないのですが」だった。社長就任から間がないとは言え、あまりに残念な言葉に私は唖然とした。

トヨタのお膝元の愛知県に生まれた私は、幼い頃から車が好きだった。

部屋には常にスーパーカーのポスターを貼り、スポーツカーのプラモデルを組み立てて遊んでいた。家業も自動車部品を加工する町工場で、必然的に最初の就職先も自動車部品の製造メーカーだった。

新入社員当時の私はトヨタのカリーナに乗っていたが、本音を言えばセリカやコロナの2000GTに乗りたかった。後に発売されたソアラには心底憧れて、それを買えない悔しさこそが、後の転職から独立の動機となったくらいだ。根底には学生時代のコンプレックスもあった。

大学(慶応)の時、同級生がフェアレディーZやケンとメリーのスカイラインを乗り回していた頃、私は町工場にあった油まみれのライトバンを運転していたからである。あの無念な気持ちは、今でも忘れられない。

私を含め、当時の若者が競ってカッコイイ車に乗ろうとしたのは、車がデートの必須アイテムだったからだ。デートと言えば車、車と言えばデート、と言っても過言ではない。

テレビのCMも『ケンとメリーのスカイライン』に象徴されるように、若い男女にターゲットを絞っていた。青春映画やテレビの恋愛ドラマでも、デートの場面には必ず人気の車種が登場していたものだった。

それが今では、低燃費だのエコカーだの、あるいは安全性や収納性の高さなど、機能の優位性を訴えるCMばかり。その結果、若者の目から見れば、オジサンやオバサンの乗り物としか見えないだろう。