こんにちは、アバンティーサービスです。

 

本日はF31のインマニ(インテークマニホールド)の清掃をご紹介させて頂こうと思います。

 

以前EGRクーラーの清掃でご紹介させて頂きましたお客様から

再度、冷間時(油温80~90℃)に、アイドリング不調が発生したとのご連絡がありましたので

お車をお預りして、診断をさせて頂きました。

 

EGRを清掃してから調子は良かったそうなのですがここ最近になって

また再発したとの事でした。

 

こんなに早くにEGRが詰まるのも考えにくいので診断を進めてまいります。

 

お車はこちら

 

 

 

早速、診断機でエラーがないか確認してみましたが異常なし、、、

しかしロードテストを行った際に症状が確認出来ましたので何かしらの異常があるはず、、、、

 

診断機にてエンジンのアイドリングやオイル温度、エアフローなどの実測値を確認していきます。

 

 

 

更に診断を進めていくと、

 

 

 

エアマスの量が明らかに少ないです。

しかもエンジンが温まるとしっかりと規定値に収まっており冷間時のみエアマスが少なくなっておりました。

しかしエラーが入って無いとなるとセンサーなどの故障も考えづらく、EGRの時と同じく詰まりの可能性がありますので

一度お客様にご報告をさせて頂き、インマニの清掃を実施させて頂く事となりました。

 

 

早速インマニを外していきます。

 

 

 

エアクリーナーボックス、化粧カバーを外し

 

ワイパー手前のカウル、カプラー、インテークパイプなども外して、ハーネス、フューエルホースなどを避けながら

インマニを外していきます。

 

無事外れましたので内部を確認していきます。

 

 

 

 

 

 

 

フラップ部分にカーボンが蓄積され、内部もカーボンがこびり付いておりました、、、、、、。

 

クリーナーを使い、清掃をしていきます。

 

 

なかなか落ちません、、、。

 

 

何回かに分けて清掃をしてキレイになりましたらフラップの動きなどに問題が無いか確認します。

 

 

 

これでも恐らく10分の1位のカーボンです、、、。

 

フラップの動きに問題が無ければしっかりとかんそうさせて

ハーネスなどを挟んだり、断線させないように慎重に組付けていきます。

 

全て組み付けましたらエンジンを始動して、二次エアを吸っていないか確認をして診断機にて数値を見ていきます。

 

規定値に収まっておりましたら

 

 

最後にロードテストを行い、症状の確認をしていきましょう。

 

結果は、、、、、、

 

 

 

症状出ず!!!

 

これにて修理完了となります。

 

 

長くなりましたが、

低走行車でも、走り方によりカーボンが蓄積してアイドリング不調、加速不良、場合によってはエンジンチェックランプが点灯

してしまうこともあります。

同じような症状でお悩みのお客様がおりましたら一度、当店で点検してみませんか?

 

お客様からのお問合せ、心よりお待ちしております。