こんにちは、アバンティーサービスです。

ショールーム併設ファクトリーから日々の故障診断の様子や修理風景をご紹介いたします。

 

本日は、、、、、、

 

 

 

BMW F20 ウォッシャーが出ないと依頼頂きました。

 

スイッチでウォッシャーを操作するとウンともスンとも言いません。

 

早速点検していきます。

 

 

 

ウォッシャーポンプにアクセスするため右フロントタイヤを外します。

 

 

 

 

更にフェンダーライナーも外します。

 

 

 

 

 

すると、、、、その奥にウォッシャータンクが現れます。

 

 

 

 

 

 

タンクを奥から引っ張り出し、、、、、、

 

 

 

 

 

 

ウォッシャーポンプに触れるようになったところで電源を確認、、、、、、

 

ちゃんとポンプまで電源がきていました。

 

ウォッシャーポンプ不良で確定です。

 

 

 

 

 

お客様へご連絡し、不具合の報告と修理のお見積りを、、、、、、、

 

F20はハッチバックなので前後にワイパーが装備されており、ウォッシャーも前後有ります。

 

ということはウォッシャーポンプも前後用に2個装着されており、今回はフロントの不具合でしたがリアも当然故障するリスクがあることをご説明させて頂きました。

 

 

リアは使わないからいいよと仰られる方も多いですが今回のお客様はあとあと故障してもなんかモヤモヤするし前後交換しといてと言ってくださいました。

 

 

ありがとうございます。

 

 

我々は全てのお客様に平等、丁寧に、あらゆる角度からご提案致しますが、十人十色、百人百色ですので何パターンもある選択肢の中から一番お客様の納得できるカタチでリターンして頂いて結構です。

 

 

 

もちろん1台1台真面目に故障診断してますのでどのような質問にもお答え致します。

 

 

遠慮なく仰って下さい。

 

 

 

 

部品が到着し、いざ交換作業へ。

 

 

 

 

取り外したウォッシャーポンプです。

 

 

 

こちらは新品。

見た目で不具合は判断つきません。

結局ポンプと言っても中身はモーターなので、モーターに電源を送っても反応がないという状況です。

 

固着してしまうんですね。

叩くと廻り出したりする個体もありますが症状が一度でも出てしまったら交換するようにしましょう。

 

 

 

E90系ではよく本体からウォッシャー液が漏れだすという不具合がありました。

 

内部のパッキンが原因なのですがそれもポンプ本体交換になってしまいます。

 

 

交換後元通りに組み付け、、、、、、、

 

 

スイッチON!

 

 

 

 

勢いよく噴射するようになりました。

 

ウォッシャーが出ないという不具合も症状によって対処の仕方は変わります。

 

今回はポンプ交換でしたが配管の詰まりや損傷、ノズルの不具合、電源の不具合等、意外とウォッシャーの構成部品は多いです。

 

 

ウォッシャーの出が悪かったり異音がする場合は不具合の前兆が出ているサインかもしれません。

 

 

気になる方は一度アバンティーで点検を、、、、、、

 

 

お気軽にお問合せ下さい。心よりお待ち致しております。