こんにちは、アバンティーサービスです。
本日ご紹介させて頂きます作業は F48 X1のエンジンマウントの交換です。
エンジンマウントとはエンジンの振動を吸収して車内に振動が伝わらないようにしたり、
逆に走行時の衝撃を吸収してエンジンがダメージを負わない様にエンジンを支えている部品になります。
今回はエンジンの振動が車内に強く伝わっていましたので診断した結果、エンジンマウントの交換となりました。
交換する車両がこちらになります。
早速エンジンマウントを確認してみます。
内部のグリスが飛び散ってます、、。
エンジンを掛けると凄い振動で揺れておりました。
お客様に相談し、了承を頂き部品を注文致しました。
部品が届き、作業開始です。
上に付いていて簡単に交換出来そうですが、、
そのまま外すとエンジンが落ちてしまいますのでエンジンを下から支えたり
エアコンのパイプなどが邪魔しているので周りを分解しエアコンパイプをフリーにしたりするので簡単には外れません。
まずはラジエターなどを支えているコアサポート外していきます。
この状態から、、、、、
ここまで分解します。
次にエアコンパイプ上の黒いプレートを外します。
このプレートが見た目以上に大変で車の下からやライトとの隙間からボルト、ナットを外していかなければなりません。
無事、外れましたらパイプを留めているボルト類を外してずらします。
後はエンジンを下から支えてエンジンマウントのボルトを外し、知恵の輪のように外していきます。
外したエンジンマウントを新品と比較してみます。
左が新品、右が外した物になります。
外した方は高さが大分低くなっていますね。
完全に沈みきっており内部が千切れてグリスが出てしまっております。
隙間も無く、しっかりと重いエンジンを支えてくれそうですね。
では、新品のエンジンマウントを組み付けていきます。
深く沈む事も無くしっかりとエンジンを支えてくれています。
あとは逆の手順で外したパーツ類を組んでいきます。
全て組み終わりましたらエンジンを始動して症状が直っている事が確認できましたら作業完了です。
最後に
今回のような「チェックランプが点いた」「オイルが漏れている」などの明らかな故障では無く、
人の感じ方などによる不確定な故障でも、お客様が納得できるまで探求させて頂きます。
もちろん、アバンティーメカニックとしましても、原因究明出来る様に今まで培ってきました技術と知識を生かして
お客様に納得頂ける仕事を出来るように今後も精進して参ります。
何か小さな疑問など構いません。一度相談してみませんか?
お客様からのお問い合わせ、心よりお待ちしております。