こんにちは、アバンティーサービスです。
弊社ショールーム併設ファクトリーから本日は、、、、、、
ヒーターが運転席側だけぬるい!というX1のご紹介です。
はじめに疑問を抱いた方、、、、、、、、、流石です。
この時期ヒーター使う?
実は、、、、使います!
正しくは、、、、使いました!
またまた弊社ではお馴染みの他店で修理した、、、がポイントになってきます。
それでは早速症状の確認です。
車に乗り込ませていただきヒーターを操作します。
オートにしたり、風を強くしたり、、、、、、
結果、、、やはり運転席だけぬるいように感じます。
さて、冒頭にお話させて頂いた他店で何を修理したか、、、、、、、、
お客様によれば冷却水漏れを修理したのだとか、、、、、、。
なるほど、修理後には冷却水のエア抜きでヒーターを使いますからね、、、、、、、。
ヒーターが効かないけどまだ暑いし使わないでしょ?とだけ伝えられ終了のようです。
いい加減な事を言う業者ですね、、、許せません
と、いうことで基本的な点検からやっていきます。
ヒーターが効く為には冷却水が熱くならなければいけません。
点検結果はOK、助手席が効いていることから除外してもいいのですが全ては基本から。
何が潜んでいるかわかりませんからね。
冷却水が熱くなっているにもかかわらずヒーターが効かない場合は冷却水の流れ、ヒーターの制御関連を疑ってください。
今回私が下した診断結果は、、、、、、、
ヒーターコアの詰まりです。
マニアックな話になってしまいますが、E84型X1はデュアルエアコンですがヒーターコアは1枚で制御してます。
温度調節はエアコンユニットのフラップにて行う構造ですのでヒターコアの交換はダッシュボード外し、エアコンユニット外し、更にエアコンユニット分解と大がかりな作業になり、工賃がかさみます。
もちろん交換が必要な場合はお客様に説明のもと、確認をします。
今回は、、、、、、ヒーターコアの洗浄を行ってみようとご提案。
お客様も祈るようなお気持ちだったでしょうか、、、、、、
洗浄する為だけにダッシュボードから分解してては意味がありませんのでボンネットを開けカバー類を取り外しエンジンルーム側からヒーターコアを洗います。
ヒーターコア行きと戻りのホースを抜き、バイパスホースを接続します。
ホースを接続したら洗浄液をポンプのチカラで圧送、、、、、、。
ヒーターコアをぐるぐる洗浄液が巡ります。
するとどうでしょう、、、、、無色透明の洗浄液が
詰まりの診断は正しかったようです。
2~3時間洗浄液を循環させて水道水で洗浄液を洗い流し、ホースを元に戻して新しい冷却水を入れエア抜きをします。
結果、、、、、、
ヒーターがガンガン効きます。
熱すぎて汗が止らないのでこの辺で、、、、、
翌日冷却水の量を調整し作業完了です。
この度はアバンティーにご用命頂きまして、誠にありがとうございました。
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