ブータンの唐辛子 | 森中あゆみの「山と薬膳で、ココロとカラダをまるごと養生♩」

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「世界の国の人と自然」を愛するヨメが
「岩と雪と氷」を愛したダンナと
日々のつれづれを発信します。

キムチに引き続き、昨年仕込んだブータンの唐辛子を味見してみました。


お水に漬けてます。塩・お酒少々とニンニクや生姜などのスパイスを少し
入れて、日の当たる場所に放置しただけのお漬物です。乳酸発酵している

ので、泡がぷくぷく上がってきたり、酸味が出たりしますが、不思議と

カビは来ません。

お漬物に水は厳禁という基本を覆します。

日本にもこのお漬物、あるのかな? これは中国の農村部の暮らしの動画で
よく写ってます。

 

ちょっと前に、同じ漬け方で、家でできた韓国唐辛子で作ったんですが、
美味しくてあっという間になくなってしまい…、そのことをSNSで
書いたところ、ブータンで暮らしていた陽子さんが、お家で育てた

ブータンの唐辛子を送ってきてくださったのでした。

もういい具合なので、切り刻んで瓶に入れました。

 

うちのより辛そう…💦

ヘタを取る作業をしていたら、指先が痛くなってきました。うちのでは
そんなにならなかった…。この痛みは2日くらい続きました…。

 

こんな感じで、日の当たる縁側に置くこと半月強…。
イイ感じに仕上がってました♡ ヤタ!!

ヘタ取りの時の痛みがあったので、今度はビニール手袋をして刻みました!

 

送ってきてくださったのはこちら❤ (写真はプンツォさんより拝借)
2013年にブータンに行ったときに、食後のお散歩中、偶然町で出会った
陽子さん。向こうの学校で仏画を習っておられたのでした。
お隣にいらっしゃるのは、陽子さんのパートナーのプンツォさん。

彼らは、現国王ご成婚の式典用の飾りを制作したり、王室に収蔵されている
作品もある、実力のある仏画師さんたちです。プンツォさんは昨年、
台湾の芸術博覧会で、国際アーティストグランプリ公募展グランプリを
受賞されたりもしています。

 

蚊も殺さないブータン人のプンツォさんと、それを微笑ましくご覧に

なってる陽子さんが作った唐辛子❤ 嬉しいな~~❤

 

(写真はお客さまより拝借)

ブータン最大の聖地、タクツァン僧院をバックに。
この時はラッキーにも、僧院の中に入らせてもらうことが出来ました。

今はそれが普通なの???その前は絶対ダメだったと思うのですが…。

 

ブータンの最高峰は、ガンカープンスム(7570m)という山ですが、
これは、ヒマラヤの女神と称されるチョモラリ(7326m)峰を
仰ぎ見る、ベースキャンプです。

 

ブータンからネパールに向かう国際線から見たチョモラリとジチュダケ。

 

ブータン人のソウルフード、エマダツィ、唐辛子のチーズ煮です。

辛くて、お客様方は食べれなくて、独り占め❤ とはいえ、そんなに
食べれない~~~。ブータン人の唐辛子愛はすごいのです!

 

色、悪いけど、今夜のご飯。
鶏肉とマッシュルームのレモン唐辛子炒め煮。刻んだブータン唐辛子を
絡めました。辛さも程よくマイルドになり、私的には嬉しいんですが、
さてさて、ブータン人だと満足できないだろうな~~笑!

 

これ、ぱっと見、エマダツィに見えるかもですが、タイのグリーンカレー笑!

辛みが足りなかったので、スプーン2杯入れたら、すご~~く美味しく
なりました~~❤

 

プンツォさん、陽子さん、ほんとうにありがとうございました♡