西穂高岳へ ~入山~ | 森中あゆみの「山と薬膳で、ココロとカラダをまるごと養生♩」

森中あゆみの「山と薬膳で、ココロとカラダをまるごと養生♩」

「世界の国の人と自然」を愛するヨメが
「岩と雪と氷」を愛したダンナと
日々のつれづれを発信します。

2017年7月27日


西穂山荘なう!


本日のメニューは、
カレーとオニオンスープときゅうりとわかめの酢の物でっす!

夕方、新穂高温泉到着。上に行くほどにガスが・・・💦

では小屋向けて出発です。

キヌガサソウはいつ見ても素晴らしい!

テント設営が出来ないこともあるとの看板。

ほならどーするの??? もちろん、小屋の責任ではないし、早く到着するのが山の

鉄則、遅くに行って場所がなかってもそれは自分の責任。そこまでは分かってることを

前提にして、言わせてもらいたい!!


ここ数年来の山事情というか、傾向はちょっとおかしいと思う・・・。グループでの山行で

あっても、テントは1人1人別に張る、という人が増えた。それってどうなん?と私は思う。


安全登山を考えた時、パーティーのまとまり具合はとても重要なカギを握ると思っていて、

それは行動を共にし、互いを分かり合い、助け合うことで出来る結束があるからこそ。

自集団を作れないパーティーは、有事の時に最悪の結果を招きやすいと思うから。

パーティーは、組んだ時点から運命共同体のようなもの。個人でテントを張り、好きな

ものを食べ、1人で寝て・・・、その意識が保てるのかが私は不思議で仕方ない・・・。


これは、自分自身の冬山遭難経験から、そう思うのだけれど・・・。

もしあの時、パーティー内で、個人を主張するメンバーがいたら、きっと誰一人生還は

出来ていないと思っているので・・・。


個人個人のスキルは大事。自立することも大事。

でも、パーティーは社会の縮図のようなもの。互いに認め合い、立ち位置を認識して

互いの距離感を意識しあいながら、自分の居場所を見つけることが大事ではないか、と

思う・・・。


まぁ、その部分で意見の相違はあったとしても、狭い山のテントサイトのこと、せめて

もっと考え、利用してほしい・・・、とオババは思うのであります。

ウスタケ?

ゴゼンタチバナ

小屋に着くころは、ガスガス( ;∀;)


テント泊ですが、中で食事を作らせていただきました。

このあと、小雨に・・・。