マコモダケ | 森中あゆみの「山と薬膳で、ココロとカラダをまるごと養生♩」

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「世界の国の人と自然」を愛するヨメが
「岩と雪と氷」を愛したダンナと
日々のつれづれを発信します。

産直市で残り2個のマコモダケを、妹と1つづつ買いました♬ 
イネ科の植物で、マコモの黒穂菌が寄生すると軸が肥大して、

こんな形になるのですと。

味は淡泊で、歯触りもよく、使い勝手がよい野菜なので、大好きです。

丹波しめじとサラダチキンの残りを、バター醤油で炒めました。


今回勝ったマコモは、ちょっと黒穂菌が廻りすぎていて、切ると黒い

斑点だらけでした。少しカスカスしていて、旬が過ぎたものだと分かります。

皮も固くて、父が食べにくそうでした。


昔は、黒穂菌の胞子をお歯黒に使ったり、染色の顔料にしていたらしく、

古事記や万葉集にも出てくるというから驚きです。見慣れない野菜なので、

何か、新しさを感じますが、さにあらず。