藤倉山鍋倉山のお花たちとギフチョウ | 森中あゆみの「山と薬膳で、ココロとカラダをまるごと養生♩」

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「世界の国の人と自然」を愛するヨメが
「岩と雪と氷」を愛したダンナと
日々のつれづれを発信します。


駅を降りたら5分でカタクリ!というロケーション。このカタクリは、上部の燧ヶ城址で

ひっそり咲いていた孤高のカタクリ。

こっちは、新羅神社の群生地で見たカタクリ。

登山口のトキワイカリソウ。

最初の急登も、イカリソウでずいぶん慰められる・・・。

トクワカソウ。

葉っぱの基部がへこんでハート形になっているのはイワウチワ。これは丸かったので、

トクワカソウ。

だそう・・・(笑)!

鍋倉山頂で、鼻血が出てきた・・・。やはりまだ完全復調してなかった・・・。山頂からは

白い山々が木々の向こうに見えているのだけれど、調べるゆとりナシ・・・。かろうじて

タムシバの花を撮るも、帰ってチェックしたらピンぼけだった(*´Д`)

ちなみに、この時期、コブシとタムシバの違いをよく聞かれる。タムシバは花の基部に

葉っぱナシ。コブシは葉っぱがペロリンと1枚付いてる。ちょっとだけ枝を頂戴する。

山仕事の杣人が噛んでリフレッシュした「噛む柴」から「タムシバ」 「ニオイコブシ」とも

呼ばれている。確かに爽やかな香りが広がる。


私が山を始めた頃はまだ水を飲み過ぎないようにと言われ、一時間に一度の休憩に

ひと口ふた口、潤す程度しか飲ませてもらえなかった・・・。テント泊のときでも、食事の

水を合わせて一日2リットルを目安にしていた頃だ・・・。飴を舐めたりして我慢してた

けど、ハイマツの夜露をすすったり、クロモジの枝を折ってしがんだりしていた。


あはは、なら、クロモジも「噛む柴」→「タムシバ」だ!

ジク長い!産毛ナシ!おそらく、キンキマメザクラ。たぶん・・・。

エンゴサクは知らない人が見れば雑草だけれど、鎮痙・鎮痛・理血に効く生薬として

利用される。


この山には、ギフチョウを見るために来る人も多いのだとか・・・。確かに、いっぱい

飛んでいた。春告げ蝶。

ギフチョウは日本の固有種なんだそう。福井県では絶滅危惧二種に入ってる大切な蝶。

ヒメギフチョウというのもあり、こちらはロシアなどにもいるらしい。リュードルフィアライン

という境で生息域が分かれてることを、今日、初めて知った!で、そのリュードルフィア

ちゅうのは何ぞやと調べたら、リュードルフィア ジャポニカでギフチョウのことだった!
その線を境に西側はギフチョウ、東側はヒメギフチョウが生息してるそう。食草の違い

からかな?

2つの蝶の見分け方は、ギフチョウの方が、お尻側の点の色が濃いオレンジで、上側の

羽の先、人間でいうと指先にあたるところの模様が一段ずれているのだそう。これは、

しっかりずれている!


色はいまひとつハッキリしないけれど、ギフチョウとヒメギフチョウの画像をいやほど

見たら、違いがだんだんはっきり分かってきた!



何はともあれ、これはギフチョウでした。

今回の藤倉山、色々と次の課題をもらった・・・。

1.長野でギフチョウらしきものを見たら、ヒメギフチョウかギフチョウを見分けること

2.もっとはっきりオレンジなギフチョウの写真を撮る

3.ユキツバキの観察(葉っぱをかざすと透過するか)

4.マキノスミレを見つける
5.イワウチワもトクワカソウもどちらも生えているか

6.キクザキイチゲもあるの?

7.シュンランも?

8.エンゴサクの見分けをトライすること

9.カンアオイの類を探す。(ギフチョウがいる=アオイがあるはず!)

10.大阪高島屋の今庄そばを食べてみる
11.今庄駅前の忠兵衛そばにもいってみたいぞ!

12.昔泊まった今庄サイクルセンターがどうなってるか見に行きたい!

とまぁ、あと何回行かなあかん?というほどの課題(笑)!
まずは、明日のワンコインの帰り、高島屋の今庄そばに行ってみるかな!