昨日に引き続き、良いお天気に恵まれた日曜日。
当初の予定を変更して、日にちを遅らせたので、水仙、大丈夫かな~~と心配でしたが、
今年は当たり年とあって、まだまだきれいな花畑でした。
本来、この企画は、西国三十三か所第五番の葛井寺を山の後にお参りする「山歩巡礼」
なんですが、お申込みいただいた明子さんと久美子さんはそこにこだわっておられず、
ルートも変更し、行く予定のなかったブドウ畑のプラスし、帰りも距離を伸ばして、しかも
地図には掲載されていない「キケン」ルートをチョイス、なかなか充実の一日になりました。
そもそも最初に計画が崩れたきっかけは・・・。
JR柏原駅(近鉄堅下駅)から、産直市に寄る予定にしていたのが、実施日を平日から
祝日に変更したため、店がお休みだったことからです。
市場で買い物をして、取り置きをしてもらって、みたいなことがなくなったことに加え、
山頂近くにあるひめひこワイナリーさんが店をたたんで(売って)しまったことで、時間が
大幅に余るな~~ってことになり、なら、高安山方面に向かって恩智駅に下りる?って
なり、ってことは山ろくのワイナリーに先に寄らねば・・・、と二重三重の調整(笑)!
ってことで、せっかく、この神社まで登ってきましたが、再度下山して、まずはワイナリーへ
行ったのでした(笑)!ワイナリーの様子は、また別の記事に掲載します。
ワイナリーからブドウ畑を歩いて、途中、あんなことこんなこともして、水仙郷へ到着。
最初の神社で、この水仙郷を育てる会の会長さんに出会い、色々とお話を伺ったのですが、
それなら、と一緒にお弁当を食べることに。
会長さんから手作り煮物を小分けしていただき、代わりに明子さんがフルーツをお裾分け。
大阪ならではの気さくな雰囲気が心地よいです。
ここが国有地か私有地か、勝手に植えてよいのか許可を取ってるのか、大阪では
そんな堅苦しい話はイイんと違う?何かをしてあげたい、やってみたい、そういう能動的な
気持ち優先で許される世界が、大阪にはまだまだ残されているのではないかなぁ~、
そんな優しい気持ちになれました。
水仙の花ことばは「ナルシスト」(笑)!!
湖に写る自分の顔に惚れてしうまうナルキッソスの神話からだったかと・・・。
大阪府と柏原市によって整備されているこの森には、子供たちも優しく学習できるよう、
狂い咲き?乱れ咲き?
2ヶ月フライングのモチツツジが、山頂へ向かう岩場近くに咲いていました。
昨日に引き続き、ここにも磐座があり、西側山麓にはたくさんの石棺などの古墳群。
町まで下りると、お堀に囲まれた大きな古墳もたくさんあります。
大阪と奈良を分かつ生駒山系の最南のピークが、ここ高尾山です。
更に東西に走る大和川を隔てて、南には二上山や葛城山、金剛山と、再び大きな山脈が
南北に走っています。
大和には豪族がいたり、朝廷があったりして、栄えたわけですが、この南北の大きな
山脈を西に越えた場所に墓所を作ったり、あの世との境という捉えをした古代の人々の
登りはフリクションを利かせて、すいすいいけましたが、下りはちょっとおっかなびっくり。
その靴は滑りませんからという一言で、久美子さんは一気に姿勢が良くなりました。
ここ、ちょっとした難所。
その後、車道を高安山方面に歩き、分岐から再び山道へ。恩智駅に降りる山道のルート
どりを明子さんの判断にゆだね、敢えて「キケン」と書かれたルートを進みました。
写真ではたいしたことなさげですが、結構な斜度でした。地図には掲載されてなかった
ですが、一般道から小さな谷を一つ挟んだ南側の顕著な尾根上のルートでした。
実はこのお2人、最初に立ち寄ったワイナリーで、ワインを買われたのです。
久美子さんは、グラッパも買われたので、尻もちでもつこうものなら、せっかく買った
ボトルがパリーーーン。だから、絶対に転べないお2人だったのです。
ふと気づきました。
こういう歩行術もありだなぁと。荷物を持つトレーニングになるし、体重移動などに気を
使って、上手に歩けるようになるやん!って・・・。うふふ、これからはこの手があるな!!
日曜だからか、恩智駅前はシャッター通りだったので、難波に戻ってからティータイム。
夏の遠出のお話なんかを相談して、お別れしました。
どうも、お疲れさまでした♪