スリランカの山旅13 アーユルベーダ | 森中あゆみの「山と薬膳で、ココロとカラダをまるごと養生♩」

森中あゆみの「山と薬膳で、ココロとカラダをまるごと養生♩」

「世界の国の人と自然」を愛するヨメが
「岩と雪と氷」を愛したダンナと
日々のつれづれを発信します。

日本では何度かやってもらったけど本場は初めて!

ご参加者が行ってみたい!と仰られたので良い機会だと私も便乗させていただく。

日本でするより断然安い! 絶対やるべきと思う~~(笑)!


本格的なものは、何日ものプログラムになっていて、治療院滞在の中で、生活全般を

通じて治療するという感じになるけれど、私が今回行ったのは旅行者向けの単発的な

もの。だから、普通のマッサージをしに行くのと何ら変わりなく、アーユルベーダとしては

さほど機能していない感じもしないでもない。


身体をドーシャやピッタ、カーパ(やったかな?)に分類して治療するわけじゃないから、

一般的な施術としてのアーユルベーダは、効果も低い代わりに、それによるダメージ

なども少ないから、ある意味、安心して受けられる。


日本で薬膳料理を食べに行っても同じこと。身体にもともと熱をもってるタイプか冷えの

タイプか、或いは水が滞っているとか、気が不足してるとか、そういう症状や体調に

合わせた料理を食べずに薬膳とは?という感じだけれど、季節のものを季節に合った

食べ方をするというのは、全人向きなので、そういう店が存在してもまぁ許せるといった

ところ・・・。それと同じ感覚で施術を受ける。


強い雨が降る中、店の車が迎えに来てくれて、キャンディーの閑静な住宅街的なところを

どんどん奥に進んでゆく。現地の手配会社を通じてるから安心はしているけれど、個人で

来て自分で予約したのであればちょっと怖いかも・・・。


お店に着いたらフロントでコースの説明を受け、支払いを先に済ませる。

木箱のロッカーにバッグ類を入れて、制服を着た可愛らしいおばちゃんに連れられて、

ドクターのもとへ。簡単な問診がある。主に薬を飲んでいるか、血圧は高くないか、

心臓病ではないか、などなど。形式的な感じだけれど、やっぱり受けられない方も

いるんだろうな。


その後、個室で服をすべて脱いで、このベッドに寝転んだら、2時間ほどの施術が始まる。

ヘッドマッサージ、シロダーラ、全身マッサージ、伝統的スチームサウナ、そして、

フェイスマッサージのあとにシャワーをして終了。

シロダーラは、頭と額のギリギリのラインに温かいオイルを一定量、流し続ける治療。

一緒に行った方は気持ちよかったとおっしゃっていた。私は他でしてもらった時も今回も、

「気持ちよい」と「こしょばゆい」と「ぞくぞく寒気」が入り混じった感じで、まんじりともせず。


脳のマッサージとも言われるのだけれど、いろんなことをいっぱい考え過ぎて、頭が固い

のかもしれない。或いは、頭の域に人が入るのを躊躇しているのか、或いは、単に

恥ずかしがり屋なのか???(笑) ただ決して嫌な感じではなく、気持ちはよい。


スチームバスは、熱かった。蓋を締められてカプセルみたいな中で蒸されるのだけど、

温度が高くなりすぎて熱かった。伝統的というのは、素朴でシンプルな造り過ぎて、多少、

こちらがモノに合わせる必要がある・苦笑!

フェイスマッサージは、受けず。何かは分からないけれど、私は何かに反応して、顔が

燃えるように熱くなることがある。これまで4回ほどその目に遭っているので、もう顔の

施術は受けないと心に決めている。


さて、翌日はというと・・・。


歩いた足をオイルでマッサージしてもらったので、足の張りは少なかった。

手で普通にマッサージをすると、山で使い込んだ筋肉がさらに傷められて、猛烈な

筋肉痛がおこる。その点、オイルは深部に利くので、表面上のダメージは少ない。

・・・と思う。


もともと最近、多少の登山では、筋肉痛が起らないので、マッサージをしたのと

してないのとでどう違うかは、ほんとのところよく分からない・・・(笑)!