~Holly basil(Tulasi, sacred basil)~
雑誌の懸賞で当たりました、聖なるバジル、トゥルシー!
ヒンドゥー教でトゥルシーは、ラクシュミー(ヴィシュヌ神の妃)の化身と言われていて、年一度、トゥルシーとカリガンダキのアンモナイト(ヴィシュヌの化身)の結婚式をするというお祭りまであるらしい。富と子孫、健康、幸福、厄除けとあらゆる功徳を願い、この植物を大切にするのだそう。あゆみ文庫を探してみたら、聖なる植物の本の薬効の項に、トゥルシーについて12ページも書かれていた。
ネパールが大変なときに、この植物が我が家に来たのも何かの差し向けかもしれない。庭に植えると父の除虫剤の刑に合うので水耕栽培に。とりあえず、ただいま、縁側で他の野菜と一緒に養苗ちう!
水耕野菜にも賛否両論ありますが、スーパーでも水耕栽培は山ほど売られていて、『否』の部分を知らずに皆、食べているし、家庭菜園で賄えるほどの量を作るつもりもなく…。
たんに、懸賞で入手した種の消化と、近所のスーパーでは入手出来ないコリアンダーや空芯菜を作りたかっただけという…。
野良仕事をしていると、朝のはよから、ハサミでリズムを取りながら鼻唄混じりに庭の剪定をしていた母を思い出します。社会人なりたての頃、やっと休みだ~~の日曜日、そのハサミの音によく起こされたものです。
昨日は、そんなノスタルジックな母の日でした。
Pray for Nepal
徐々に落ち着き始めたことをFacebookでよく見かけるようになりました。私も、今できることはある程度済ませ、人心地ついたところです。
とはいえ、観光立国であるネパールの世界遺産の多くが崩れてしまい、今後の展開が心配なところです。
崩れた彫刻の一部を高値で売ろう、或いは、レンガを自分の家の壁用に持ち帰る人も多く見られるいう記事に残念な気持ちよりも、逞しさを感じるのは私だけでしょうか?居残り観光客やメディア相手に商魂逞しく、日常を取り戻そうとする人々の生きる力は凄まじいです。
だからこそ、その貪欲さを国の思惑に利用するような、間違った手の差しのべ方をせぬよう、サポートする側には誠意をもった対応が望まれます。
世界一の高峰を擁するネパール
お釈迦様が生まれた地があるネパール
ヒマラヤの小国ながら、ネパールには人類が大切にしなきゃならないものがいっぱいあるのです。