チョー久しぶりに白浜に行ってきました。
とれとれ市場で、ウニとイクラの贅沢お寿司!
しかし〆て750円!!やっすい!!! 臭みは全くなくって美味しかったです!
こちら、ガシラ(上)と高級魚ノドグロ(下)のお寿司。
都会ではまず見ることができない珍しいもの・・・。
ガシラ(カサゴ)は昔、父がよく釣ってきたけど、煮つけとかで食べていたと思う・・・。
ノドグロは、焼き魚とか干物で食べたことはあるけど、いずれのお魚も、お寿司は初めて!
まずは、理知的に、南方熊楠の記念館に行きました。
前から行きたいと思い続けていたので、やっと念願叶ったり!!
熊楠は、和歌山県生まれの博物学者、生物学者(粘菌関係)、民俗学者。
粘菌関係の展示物は興味津々で見学しました。
また、民俗学関係の展示を見ると、描写が繊細でものすごくマクロにとらえている割に、
グローバルな世界に生きていたことが分かる。宮本常一や梅棹忠夫先生など他の民俗学の
先生方とまったく同じモノの見方をしているんだと、つくづく感心・・・。
時代で言えば、ちょうど河口慧海とほぼ同年代。
能見寛にしても、中村春吉にしても、あの時代は皆、世界に目が向いていて、学者や
研究者である以前に冒険者である必要があった・・・。
本質に辿り着くまでの努力や勇気、生きる力、果ては運までが必要で、それらが研究を
極めるなかで活かされたのだろうだろうな・・・。
だから、グローバルとマクロの関係は、必然なんだと思う・・・。
屋上より・・・。
南方熊楠は、自然保護運動の先駆者としても有名です。
生物学者の見地から、豊かな生態を保つ鎮守の森が壊されることを危惧し、政府が出した
「神社合祀令」に反対をしたのです。
この神島はその舞台となったところで、のちにここは国の天然記念物に指定されました。
エコロジー(自然環境と人間の生活のかかわりを考えること)という言葉を聞くと何か、
新しいモノの考え方のように思うけれど、少なくとも昭和の初めより、そういった運動は
こちらは昭和天皇行幸の際に読んだ句碑。
昭和天皇もまた粘菌学者であり、熊楠から進講を受けたそうです。
他にも孫文や柳田國男なども親交があったのだそうですが、奇行が多く酒癖も悪かった
そうで、周囲からは変人扱いされることもしばしばだったそう・・・。
至って普通人の私は、のちの世に名を残すことはなかろうな~~~(笑)
沖縄で有名な月桃の実がありました。
この実、欲しいけど・・・、採ったらアカンよな・・・。まだ熟してないしな・・・。
酵素ジュースつくるのに欲しかったです・・・。
門を入ったところには、南国ムード漂う植物が植えられています。
たぶん熊楠の研究や人生に何かしら関わりがあったものが多いのかなって思いますが、
特に記載はありませんでした。
ハナミョウガ科とあって、なるほどの花の形。
うふふ、この車で連れってもらいました。
潮風にふかれ、気持ちよかったです。
浸食された部分に日が落ちるの、見てみたい~~~。
今は工事中です。
今度大地震があったら浸食部分の上部アーチが持たないとのことで、接着工事をしている
最中でした。