夏山JOY 立山その1 | 森中あゆみの「山と薬膳で、ココロとカラダをまるごと養生♩」

森中あゆみの「山と薬膳で、ココロとカラダをまるごと養生♩」

「世界の国の人と自然」を愛するヨメが
「岩と雪と氷」を愛したダンナと
日々のつれづれを発信します。

1日の夜行バスに乗って、北アルプスに行ってきました。

5日の夜に戻りましたが、毎日毎日、最高のお天気で、焼け焦げました・・・(笑)

アバンティ・クライミングスクール大阪

立山は大好きな山の一つ。

一番最初に登った3000m峰であり、初めて山の仕事をした場所でもあり・・・、他にも

いろんな思い出がいっぱい。


残念なのは、ダンナと一度も来れなかったこと・・・。

まぁ、もし一緒に来ていたら、こんな晴れ晴れしい気分でなく、もっとせつない思いで

この山を眺めたことだろう。


とはいえ、立山剱というのは、ダンナのライフワークの地であり、お世話になった方も

たくさんいる。・・・ということで、まずは、県警の警備隊にご挨拶に伺う。


ダンナの口から一番、名前が出ていた園川さんは、今年も年賀状をくださったけれど、

転勤になっておられ、山を下りられたそうでお目にかかれず・・・。

野中さんが相手して下さり、コーヒーとお菓子を戴きながら、しばし思い出話・・・。

枚方小町さんもお付き合いくださる。

アバンティ・クライミングスクール大阪

さて、室堂を後に事前に用意した登山計画書を提出して、登山開始!

枚方小町さんは雪の上のハイキング、お久しぶりだそう。とっても楽しんでおられました!


アバンティ・クライミングスクール大阪

剱、大日、猫又・毛勝、針ノ木、スバリをはじめ後立山連峰、、五色ヶ原、薬師、笠、

黒部五郎、槍・穂、おそらく、乗鞍や焼岳も見えています。

もっと遠くには、八ヶ岳や南アルプスも・・・。

お昼近くになると、だんだんガスが上がってきましたが、私たちの頭上には、微塵の雲も

なく、爽やかな雲上の世界を満喫しました。


アバンティ・クライミングスクール大阪
浄土山を越え、今回一番の目的地、龍王岳に登ります。

お花も最盛期で、急な登りほど目線に花々が飛び込んでくるので、ホントに癒されました。

アバンティ・クライミングスクール大阪

龍王岳登頂!

ここは、一ノ越から五色ヶ原向かう途中にありますが、通常はピークを巻いていくので

身近ながらもマイナーな山。分岐からガレを登って山頂へは約10分でした。

浄土山側から見るとぽっこりした形ですが、一ノ越側から見ると龍の背のように

岩稜が連なっていて、結構男前の山です。

アバンティ・クライミングスクール大阪

左奥に映っているのが龍王山。

そこから一ノ越山荘までは、快適な稜線漫歩!


アバンティ・クライミングスクール大阪

初日は、一ノ越山荘にお世話になりましたです。

最初にここに泊まったのは、小学5年生の時。というか、それから初めてのお泊り!


山荘の鈴木支配人も、ダンナのことをよく知ってくださっていて、「剱の夏の名物男」

とダンナのことを呼んでおられました(笑)

鈴木さんは以前、ロッジ立山連峰のオーナーだったのですが、きっとダンナ、剱から

室堂へ下山する際に、たまにお世話になっていたのでしょう。


また、ダンナのクライミングパートナーであった韓国の申さんのお嬢さんは、昨夏をこの

山荘で過ごしたとのことで、そんな話もしたりして、夕食までのひと時を過ごしました。

アバンティ・クライミングスクール大阪

最終日に登る予定の奥大日岳と大日岳の向こうに、日が沈みました。

明日の晴天も約束されて、安心安心!

上手に撮れませんでしたが、みくりが池が茜色に染まって、とってもきれいでした。