六甲山と藤木祭 | 森中あゆみの「山と薬膳で、ココロとカラダをまるごと養生♩」

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「世界の国の人と自然」を愛するヨメが
「岩と雪と氷」を愛したダンナと
日々のつれづれを発信します。

近代登山の父とも称される藤木九三氏の功績をしのぶ「藤木祭」が

芦屋の高座の滝で行われた。

藤木九三氏と言っても山ヤさんしかわからないかもしれないが、

野球の「アルプススタンド」の名付け親と言えば、少し馴染んでいただけるだろうか。

氏は、芦屋川から六甲最高峰への登山道にある「芦屋ロックガーデン」の名付け親でもある。


私は、九三氏のご子息、藤木高嶺先生の大ファンで、「高嶺会」の会員でもあるが、

毎年、この藤木祭には仕事で参加できずにいた。

今年はまんよく時間がとれたので、やっと参加できることとあいなった。


東お多福山登山口より、最高峰へ。

良いペースで到着するも、山頂にある自衛隊の無線中継所のことをやけに詳しい登山者がいて、

いろいろと教えてもらううちに、山頂を後にするのがとても遅くなってしまった。

お話はとても興味深く、知らぬ間に時間が経ってしまった。


山頂にて。

日曜ということもあり、山頂にはひっきりなしに登山者が登ってくる。

三角点にタッチしたら休まずに下山する人が多かった。

毎日登山をしている人や、健康のために歩いている人が多いのだろう。

この山頂は以前は米軍の巨大なレーダーがあり、立ち入り禁止だったので、

そういう意味で、(写真の)両端のお二人にとっては初めての最高峰登山となった。


私たちを写してくれた方は、先日、ここにきて、

この山頂の標識の字が薄くなっていたので、マジックで塗ってあげたと仰っていた。

おかげさまで、はっきりくっきり、六甲山最高峰931mと写っています!

二上山から葛城山、金剛山が手前に、奥には大峰のスカイラインが見える。

こんなに見えるのは珍しいと、しょっちゅう来ているのであろう登山者が教えてくれた。

風吹岩から。

海が見えて高度感があり、いつきてもスッキリした気分になる。


風吹岩付近から、ふと右手をみると、ビックリ!

ゲートロックの側壁が大崩壊していた。

3月に地獄谷に来た時には、全然大丈夫だったのに・・・。

雨の影響?もともと砂岩の弱層であるとは思うけれど・・・。


・・・で、である。。。

山頂で時間をくって、ランチの雨ヶ峠でも話し込んでしまって、

藤木祭が始まる13時に高座の滝に下山することができなかったのである・・・。

我々が下山したのは、高嶺会がちょうど終わるタイミングだった・・・。とほほ・・・。

高嶺先生や高嶺会の皆さんにはお目にかかれたが、

今年もまた藤木祭には参加できなかった、ドジマヌケなヨメでした・・・。