ロリータファッション、とりわけクラロリが大好きなんです。(Y・マルムスティーン『エクリプス』) | 愛しのジャンポール

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友だちはスズメとカエルさんだけ


元BASSIST、現在ALTO SAX吹いてます♪

ヘンな音楽とかフツーの音楽とか、楽器、サクラ大戦、スズメ、カエルさんとか… 
ドーデモイイ日記ですがよろしくよろよろですのだ (・o・)

 
4月8日(日)晴れくもり


みなさま
ごまークマ


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ブルボンのお菓子を買ってきました。
早速カエルさんはホワイトロリータに手を伸ばしました。

カエルさんはホワイトロリータが一番好きだそうです。
ホワイトロリータ…通称「白ロリ」です。(←ウソ)
お味はとっても甘くて、「甘ロリ」に属します。「姫ロリ」ともいいます。(←気にしないで下さい)



ロリータといえば…

実は私、ロリータ・ファッションが好きなんです。
(勿論自分が着る訳ではありませんが…)

とりわけクラシカル・ロリータ、通称「クラロリ」が大好きな私。
あの気品のあるクラシカルでヨーロピアンな雰囲気が堪りません。



へヴィ・メタルでも、アメリケンでロケンローなものには興味のない私。
中世ヨーロッパ的なものが好きです。いわゆるネオクラシカル・メタルとか様式美メタルというやつ。
極論すればイングヴェイ・マルムスティーンです!

Yngwie Malmsteen - Save our Love subtitulada

 

アルバム『エクリプス』からの名バラード曲。
間奏のギター・ソロは数あるイングヴェイの名演の中でも屈指の名演だ!



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CDイングヴェイ・マルムスティーン 『エクリプス・ダブル・パック』(2CD)

アルバム『エクリプス』に、5曲入りインストCDを加えた2枚組です。1990年12月発売。私が初めて買ったCDというのがコレです。私はレコードからCDへ移行するのが遅かったのですが、実はこれ買った時点でもまだCDプレイヤーは持ってなかったという… 


『エクリプス』は1990年にリリースされたイングヴェイの5枚目のアルバム。前作『オデッセイ』のヴォーカルのジョー・リン・ターナーも、ファーストからずっと参加してきた盟友イェンス&アンダース・ヨハンソン兄弟も含め、全メンバーを刷新(ていうかインギーの俺様ぶりに全員から愛想尽かされ逃げられてしまったが正しい?)。それでオーディションで集められた新メンバーは全員イングヴェイと同郷のスウェーデン人。しかも全員無名。これで心置きなく俺様ぶりが発揮できる、という訳か?

スウェーデン人ばかりのメンバーで「これぞ北欧メタル!」というサウンド…という訳でもなく、いきなりアメリカ市場を意識したクソ曲「メイキング・ラヴ」で始まります。シングル第1弾にもなったポップな曲です。2曲目「ベッドルーム・アイズ」も然りで、アメリカナイズされた捨て曲。この頭2曲のせいで本アルバムのイメージは最悪。しかし頭2曲さえ我慢すれば名バラード「セイヴ・アワ・ラヴ」、そしてこれぞネオクラシカルな疾走曲「マザーレス・チャイルド」と名曲が続きます。

Yngwie Malmsteen motherless child


さらに聴き進めて行くと中弛みはあるものの、疾走曲「ディーモン・ドライヴァー」、様式美系シャッフル曲「シー・ユー・イン・ヘル」、そしてラストはインストの「エクリプス」と、意外と名曲が多いことに気付きます。リリース当時は頭2曲のせいで駄作に思えてあまり聴き込まなかったアルバムですが、今改めて聴くと良質のメロディーの曲が揃っており、北欧らしい空気感も横溢しています。俺様体制を整えた割にはギターが(彼にしては)目立ち過ぎるということはなく、楽曲を重視したかのような仕上がり。ある意味、イングヴェイらしくないアルバムです。

Yngwie Malmsteen - Eclipse








話をロリータ・ファッションに戻します。


クラロリの代表的ブランド、ヴィクトリアンメイデンが今年で20周年を迎えました。
ニッチで存続の難しいロリータブランドが20年も続くって凄いことだと思います。

しかし、記念すべきアニヴァーサリーイヤーだというのに…
今年2018年でブランド活動を休止するそうです!

それに伴い大阪にある直営店「Victorian maidenプレスルーム」が4月8日、一足先に閉店します。
4月8日って?! そう、本日の19時30分で閉店してしまいました!


私、休日にはこのプレスルームの近くをよく通るんです。
と言ってもマンションの一室で営業してて、表からはお店があることすら分かりませんが…

今日で閉店とのことなので、前を通ってみました↓

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マンションを撮影する姿は不審者そのものです(困)
ヴィクトリアンメイデンのプレスルームが入居するマンションです。

19時38分撮影。まさに閉店直後、その歴史に幕を下ろした瞬間の写真です。
(といってもこの写真からはお店の様子は分かりませんが…)
男の私には全く縁のないお店でしたが、とっても切ない気持ちでいっぱいです。



ヴィクトリアンメイデンの名前を知ったのは、とある女装子さんのブログにてでした。
彼女(いや、彼)はメイデンやイノセントワールドほか、色んなブランドのロリータ服を着てました。
そもそも「クラロリ」という言葉を知ったのもそのブログ。
残念ながらブログは2013年11月を最後に更新されてませんけど。
(kentyさん、元気にしてはるのかなぁ?)


これはどこのブランドでしょうね?





ところで2~3年前、本屋でとあるロリータのブランド・ムックを見かけたのですが…
パラパラと立ち読みすると、クラロリ服に身を包むモデルさんがまるでお人形さんのよう!
おとぎ話からワンシーンを切り取ってきたかのような写真にうっとりしてしまいました。

物凄く欲しかったのですが、バッグが付録の女性向けの本を買うことに躊躇してしまいました。
とりあえず表紙に載っているモデルさんの名前を覚えて、その場を去ったのでした。


今、無性にあの雑誌が欲しくなってきました。
モデルさんの名前は深澤翠さん。
ネットで調べたら、「BABY,THE STARS SHINE BRIGHT」というブランドのムックでした。
近場の大型書店をしらみ潰しに探してみたけど、発売がだいぶ前なのでやはりどこも在庫なしでした。



深澤翠さんのBABY,THE STARS SHINE BRIGHTのムックは諦めます。
代わりにアマゾンのマーケットプレイスで翠さんの本を2冊ほど買いました。

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翠さんの他に、青木美沙子さんという方の本も買ってみました。


深澤翠さんは、青文字系雑誌の人気モデル。青文字系というのは、赤文字系( JJ、ViVi、CanCamなど)が一般受けするのに対し、独創的で男性に媚びない同性受けするファッション及び雑誌のこと。ガーリーやロリータ、ストリート系などが青文字系とされています。またギャル系が渋谷発信なのに対し、青文字系は原宿が発信源。翠さんは原宿系読者モデルとして活動をスタートさせました。(以上、今ネットで調べた。)


翠さんはロリータファッション専門という訳ではありませんが、ロリータ、特にクラロリがお好きとのこと。
上の2冊でも、先ず初めにロリータファッションがページを占め、そしてガーリー、その他が続きます。

180311_181958.jpg「Doll Siesta」より





そして、翠さんの本と一緒に買った青木美沙子さん。
サブタイトル「ロリータときどきナース」の通り、モデルと看護師の仕事を両立させている凄い方です。


本「青木美沙子のカワイイ革命 ~ロリータときどきナース

美沙子さんは翠さんに比べ、クラロリ率はやや低めかな。
色もピンクやサックスなどの少し甘めのドレスが多いようです。
よってクラロリの写真が少ないのがちょっと残念。




美沙子さんは1982年5月生まれの現在35歳と、年齢を公表しています。
公表した理由は「年齢でファッションを諦めるのはよくないなと感じたから」。
まさにロリータ界のカリスマ!彼女の存在は全てのロリータさんにとって大きな励みになるでしょう。

(後日追記)
美沙子さんの正しい生年月日は1983年6月3日でした。
ご本人のブログに書いてありました。
http://lineblog.me/aokimisako/archives/9301830.html
(現在はWikipediaにも正しい生年月日で記載されています。)


さらに凄いのは、美沙子さんは2009年に外務省よりカワイイ大使に任命されたということ。
立候補した訳でなく外務省から依頼され、海外にロリータファッションを広める活動をしていました。

また2013年に「日本ロリータ協会」を設立し、会長に就任。
日本国内は勿論、全世界へのロリータファッションの普及に努め活動しています。
http://jlolita.org/

ヨーロッパの「バロック」「ロココ」「ヴィクトリア」時代の貴族の優美なドレススタイルへの憧れ…
そこへ「不思議の国のアリス」の少女趣味が合わさって形成されたロリータ・ファッション。
そう、ロリータは日本で生まれた独自のファッション、世界に誇るべき“KAWAII”文化なのです。



そんな美沙子さんの著書でこんなのも買ってみました↓


本ロリータファッションBOOK

ロリータファッションの歴史やカテゴリーの紹介、ロリータファッションの基本、ヘアー&メイク解説…etc.
入門書としても最適で、まさにロリータファッション決定版といえる一冊です。超おすすめ!


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このモデルさんは中村里砂さん。中村雅俊&五十嵐淳子夫妻の娘さんです。





ロリータ・ファッションを存分に堪能できる夢のような雑誌があります。
その名も「ゴシック&ロリータバイブル」!!

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試しに1冊だけ買ってみました。2013年春号のVol.47。

「ゴシック&ロリータ」とは一般的に、黒を基調とした所謂「ゴスロリ」のことをいいますが…
ロリータ・ファッションの総称としても「ゴシック&ロリータ」との呼称が使われます。
なのでこの「ゴシック&ロリータバイブル」はゴスロリのみでなく、ロリータ全般を扱っている雑誌です。


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左の美沙子さんが来ているのはヴィクトリアンメイデン。
右のデンジャラスヌードというブランドのドレスもクラシカルで素敵です。


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清楚なイノセントワールドを着る美沙子さん&翠さん。

どのページを開いてもロリータ・ファッションという、まさにバイブルと名乗るに相応しい雑誌です。
しかし残念なことに去年の春、Vol.63を最後に休刊となってしまいました。
出版業界にとって厳しい昨今、さらにロリータというニッチなジャンルですからねぇ…





昨日もロリータ関連の雑誌を買ってしまいました。
湊町のジュンク堂で購入。
そして日本橋公園でいつもの記念撮影ガーン

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「クラシック&スウィートスタイルマガジン Miel(ミエル) 」

ロリータ専門誌ではありませんが「クラシック&スウィートスタイルマガジン」と謳っている通りの内容。
ガーリーは良しとしても、全くロリータではないカジュアルなものまで載っているのが少々残念。


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やっぱりクラロリが最高!
美沙子さんと翠さんもモデル出演しています。





昨日に続いて今日も買ってしまった↓

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(左)「大人乙女のためのスウィート&ロリータマガジン『ETERNITA』」
(右)「melt KAWAII FASHION BOOK 00」

こちらの2冊もロリータ専門誌ではありませんが、ロリータの割合の高い雑誌です。
アマゾンのカスタマーレビューで「melt」は「ゴシック&ロリータバイブル」の後継誌と書いてありました。
バイブルの編集者が関わっているそうです。
けど全くロリータでないストリート系とかも載ってたりするのが少々不満です。





あと、本だけでなくこんなものまで買ってしまいました。
なんとDVDです↓


CD「BABY, THE STARS SHINE BRIGHT in ゴシック&ロリータバイブル」(DVD)


アマゾンのマーケットプレイスで購入。
中古の出品は全て付録なしでずっと最安値が1100円だったので、それを買うつもりでしたが…
ある日、突然500円での出品が!!モッチロ~ン!喜んで注文。
届いたら、なんと付録のトートバッグ(未使用)も、オビ等全ての付属品も付いてて超ラッキー!

ロリータ・ブランド「BABY, THE STARS SHINE BRIGHT」と雑誌「ゴシック&ロリータバイブル」のコラボ。
このピンクロリとサックスロリのお二人は、美沙子さんと翠さん。あと王子スタイルでAKIRAさんも出演。
残念ながら私の目当てであるクラロリはあまり出てきませんでしたが、内容は凄く良くて楽しめました。

ベイビーのデザイナーさんが実際にドレスを製作している場面が出てくるのですが、さすが職人さん!
デザイナーさんも皆ロリータ服姿なのですが、作業となると信じられないほどの手際の良さ!!
型紙作りにしてもミシン縫製にしても見たことのない驚異的なスピード!
ミシンなんて「ズダダダダダダダダダダダダッ!」(←この間1秒ぐらい)
驚異の速さに思わず「かっこいいーっ!!」って、画面の前でポツリと漏らしてしまいました。
ほんと、感動で泣きそうになりました。モノ作りが好きな方ならこの場面だけでも見て欲しいです。





以上です。

CDレビューは本当はイングヴェイではなく、ロリータにちなんだアーティストを書きたかったのですが…
アリ・プロジェクトとか黒色すみれとか。
またの機会に書きます。書けたら書きます。(←極めて未定ガーン



わーい、あはははは…カエル
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まー。






■先月(3月)の収穫

CDアーク・ストーム Feat.マーク・ボールズ 『ヴォヤージュ・オブ・ザ・レイジ』
CDマウンテン 『マンズ・ワールド』
CD『モントセラト島救済コンサート』(DVD)
CDジャッキー・マクリーン 『バウト・ソウル』
CDChihana 『ゼッタイ弾ける!スライド・ギター超入門』(DVD)
CDジャッキー・マクリーン・クインテット 『オード・トゥ・スーパー』
CDユッコ・ミラー 『SAXONIC』
CDストーミー・シックス 『ラップレンディスタ』
CDロン・カーター 『エニシング・ゴーズ』
CD『BABY,THE STARS SHINE BRIGHT in Gothic & Lolita Bible』(DVD)
CD『機動戦士ガンダム THE ORIGIN III 暁の蜂起』(DVD)
CDパット・メセニー 『ホワッツ・イット・オール・アバウト』
CDジャッキー・マクリーン 『ア・ゲットー・ララバイ』




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