女流電子音楽家の第一人者“ポーリン・オリヴェロス” | 愛しのジャンポール

愛しのジャンポール

友だちはスズメとカエルさんだけ


元BASSIST、現在ALTO SAX吹いてます♪

ヘンな音楽とかフツーの音楽とか、楽器、サクラ大戦、スズメ、カエルさんとか… 
ドーデモイイ日記ですがよろしくよろよろですのだ (・o・)

 
5月2日(水)雨くもり



みなさま
コンバンまークマ



本日のちょいめしあさチャン↓


$愛しのジャンポール-120502_173850_ed.jpg

毎週このような嘘をついてます。
僕は嘘つきは嫌い。

唯一本当なのは、「5月1日(火)・2日(水)連休」という部分のみか?
あっ、それと「C・E・O(チョット エロイ オッサン)」というのも本当かも知れない、が… 僕はよく知らん。





先日の日曜日、久々にライブでした。
某ロック・バンドにアルトでサポート参加しました。

それより、対バンのドンラポスキエが非常に素晴らしかったです。
ステージいっぱいに置かれたアナログ・シンセを淡々と操作しておりました。



ドンラポスキエのライブのようす↓

$愛しのジャンポール-120429_162300_ed.jpg

その名の通り、大阪万博のパビリオン内で流れてそうなサウンドを発するノイズ・ユニットです。
この日はシンセを操る男性と女性の2人でしたが、普段は更に男性ベーシストを加えた3人組です。


そして日常でのメンバーさんは、アナログ・シンセの不思議な音を聴かせる蕎麦屋さんを経営されてます。
その名も「電氣蕎麦」です!

http://www.implant4.com/DENKISOBA.htm


電氣蕎麦、物凄く行ってみたいです。実はまだ行ったことがないんです。
しかし僕は友達がいないので1人で行くしかなく、その勇気がありませんのだ。

果たして僕が電氣蕎麦へ行ける日は、やってくるのでしょうか?
因みに、僕は断然うどんより蕎麦の方が好きです。





そういうワケで今日は電子音楽を…
とりわけ女流電子音楽家を紹介します。

先日、こんなオムニバスDVDを買いましてん↓


$愛しのジャンポール-OHM+_ed.jpg
CDV.A.“OHM+ the early gurus of electronic music”(DVD)


元々は3枚組CD+DVDのセットでリリースされ、そのうちのDVDのみを単品発売したものです。
収録アーティストの名前を見ただけで垂涎モノです!


Clara Rockmore
John Cage
Jean-Claude
Steve Reich
Morton Subotnick
Holger Czukay
Bebe Barron
Paul Lansky
Leon Theremin
Iannis Xenakis
Milton Babbitt
Laurie Spiegel
David Behrman
John Chowning
Robert Ashley
Max Mathews
Pauline Oliveros
Alvin Lucier
Mother Mallard
Robert Moog


凄いでしょ?
電子音楽の黎明~発展期を牽引したアーティストの名がズラリと並んでいます。

輸入盤のため字幕はありませんが、貴重な映像がたっぷりで見ごたえがあり十分に満足出来ます。
中でも、Laurie Spiegelが激シブです↓




時代を感じる1977年の映像です。せわしくツマミを操作してる様がカッコイイですね!
このシンセはベル研究所製の、世界初のリアルタイムで演奏可能なデジタル・シンセサイザーだそうです。





実はこのDVDで僕が一番見たかったのはPauline Oliveros(ポーリン・オリヴェロス)だったんです。
なんと、代表曲「Bye Bye Butterfly」の2005年の演奏が収録されています!
しかしグラフィックな映像に仕上がっていて、はっきりとした彼女の姿は写ってませんでした。残念。



ポーリン・オリヴェロス(1932- )は、女性版ジョン・ケージとも言われるアメリカの作曲家/アコーディオン奏者。
サンフランシスコ・テープ・ミュージック・センターのオリジナル・メンバーの1人だったとのことです。
まさに電子音楽の発展に於ける重要人物であり、60年代より常に米国の実験的音楽の指導的な立場にいました。

電子音楽家であると同時に、アコーディオン奏者として即興音楽でもお馴染みです。
生憎、僕は彼女のアコーディオン演奏のCDを持ってなくて、きちんと聴いたことがないのですが…




オリヴェロスの電子音楽のCDなら、以下の2枚が有名です。
電子音楽ファンならマストですYO!



$愛しのジャンポール-oliveros-2_ed.jpg
CDPAULINE OLIVEROS “ALIEN BOG/BEAUTIFUL SOOP”


オリヴェロスの初期の電子音楽作品、“ALIEN BOG(1967)”と“BEAUTIFUL SOOP(1966)”の2曲を収録。
本CDは1997年にリリース。ジャケットが激シブです。






$愛しのジャンポール-oliveros-1_ed.jpg
CDPAULINE OLIVEROS “ELECTRONIC WORKS”


こちらも初期の電子音楽作品、1965年と66年という最初期の作品集。
「I of IV」(1966)、「Big Mother Is Watching You」(1966)、「Bye Bye Butterfly」(1965)の3曲収録。
本CDのリリースは1998年。





“Bye Bye Butterfly”(1965)

UPされた方のタイトルには「1967年」となってますが、正しくは1965年です。
電子音のみでなく具体音(ここではクラシック音楽/「蝶々夫人」)、所謂ミュージック・コンクレートとの融合ですね。




電子音楽ファンなら以上の2枚のどちらかをマストですYO!
“ALIEN BOG/BEAUTIFUL SOOP”ならAmazonで「在庫あり」(5月2日現在)になってます。


まー。









■先月(4月)の収穫

CDTOSHIMI PROJECT 『SILVER ELEPHANT SELECTION OFFICIAL BOOTLEG DVD』(DVD)
CDバーズム 『フォールン』
CD甲斐バンド 『HERE WE COME THE 4 SOUNDS』(DVD)
CDデヴィッド・ボウイ 『チェンジスボウイ』
CDデヴィッド・スピノザ 『スピノザ』
CD『ギャルド・レピュブリケーヌ 1984/1961』(DVD+2CD)
CDマドンナ 『ラ・イスラ・ボニータ (スーパー・ミックス)』
CD一路真輝 『ビートルズを歌う』
CDゲイリー・ムーア 『ウィ・ウォント・ムーア!(ライヴ)』
CD諏訪内晶子 『エモーション』
CDポール・ヤング 『リフレクションズ』
CDフランク・ザッパ 『イヴニング・ウィズ・フランク・ザッパ』(DVD)
CD『OHM+ the early gurus of electronic music』(DVD)
CDBURZUM 『Daudi Baldrs』
CDエディ・ハリス 『プラグ・ミー・イン』
CDゲイリー・バートン&キース・ジャレット 『ゲイリー・バートン&キース・ジャレット』
CD三上寛 『閂』






ランキングに参加してます音譜

$愛しのジャンポール(仮) にほんブログ村

↑どうかカエルさんをクリックして下さいませカエル(←懇願)