2月3日(金)
みなさま
コンバンまー
前々回の記事で肉まんさんのライオット「サンダースティール」の動画を貼りましたが…
久々にライオットを聴きたくなり、次の日ぐらいにCDを買いに行ったんです。
代表曲「ウォリアー」収録の1st『ロック・シティ』も欲しかったけど無駄遣いはいけないので、
とりあえず1枚だけ『サンダースティール』を買って帰ったんです。
最高です! 名盤です!
ここんとこ毎日聴いてます。
ところで、実を言うと、不覚にも全く知らずに記事を書いておったのですが…
ライオットのギタリストであり中心人物のマーク・リアリが亡くなったんですね!
今日、いつも拝見しているブロガーさんの記事で初めて知りました。
先月の25日、57歳という若さでの死でした。
クローン病という難病で長年闘病中だったそうで、そんなことも知りませんでした。
この20年近く、ライオットのことなど一切頭に浮かばなかったほど遠ざかっていたのに…
ひょんなことから肉まんさんの動画を載せようと選んだのが、奇しくもライオット「サンダースティール」でした。
20年近くも関心を失っていた私へのマークからの最期の知らせのようでとても不思議な気持ちです。
無性に1st『ロック・シティ』も欲しくなり今日買いに行きましたが、どこのお店もありませんでした。
先日一緒に買っておくべきだったと後悔しましたが、運良く中古屋で昔のソニー国内盤を見つけたので喜んで購入。
そしてやはり今の姿を評価すべきだろうと思い、遺作となった新作『イモータル・ソウル』も買いました。
残されたこれらのCDを聴きながらマークのことを偲びたいと思います。
では、本題に入ります。
ジムコ名盤シリーズも5回目となります。
前回に続き今回もゲイリー・ムーア参加のマイナーな作品を紹介します。
THE ROYAL PHILHARMONIC ORCHESTRA&FRIENDS “ARRESTED”
ザ・ロイヤル・フィルハーモニック・オーケストラ&フレンズの『アレステッド』です。
1983年にリリースされたザ・ポリスのカヴァー・アルバムです。
実は高校の頃の僕はポリスおよびスティングの激ミーハーで、雑誌とかで少しでも載っていたら買ってました。
そして「高校教師」のビデオクリップのスティングに影響されて、以来メガネはずっと丸メガネです。
しかし僕が高校生だった25年前で丸メガネといえば、ジョン・レノン、ガンジー、桂文珍、滝廉太郎ぐらいで…
スティングを意識しているとは分かってもらえずクラスのみんなからは「文珍、文珍」とからかわれました。
すみません、ドーデモイイ話ですね
話を戻します。
これまた英国の、今度はハードロック畑のミュージシャン達が集結しております。
しかもロイヤル・フィルとの共演でポリスのカヴァーという、一筋縄ではいかない作品です。
ロイヤル・フィルといえば古くはナイス、D・パープル等との共演歴がありロックとは縁の深い楽団です。
だからロイヤル・フィルとの共演というより、この面子でのポリスのカヴァーという点で珍しいといえますね。
その面子、ロイヤル・フィルと共演するフレンズ(笑)の面々ですが…
ゲイリー・ムーア(g)、ドン・エイリー(key)、グラハム・ボネット(vo)、ロイ・ウッド(vo)、クリス・トンプソン(vo)、
ニール・マーレイ(b)、ジョン・マッケンジー(b)、キース・エイリー(g)、イアン・ペイス(ds)、リチャード・ベイリー(ds)、他。
そして、総指揮&全アレンジがなんとドン・エイリー!
はっきり言いますと、原曲を知らないと全く楽しめません。
この時まだ『シンクロニシティ』リリース前ですので大ヒット曲「見つめていたい」とか入ってませんしね。
そもそもロックの曲をオーケストラでやるとスーパーでかかってる音楽みたいなイケてない感がまんさーい!ですね。
まぁ、まだヴォーカルが入ってるからマシではありますけど。
イケてない感まんさーい!だろうとは買う前から容易に予想が付いたのですが…
昔のポリス激ミーハー魂が甦ってしまい購入してしまった次第です。 う~
よく吹奏楽とかでもロックやポップスの曲をやってるでしょ?
あれって演奏する側はともかく、聴いてて楽しいですか?
例えばこんなカンジのやつとか↓
吹奏楽によるディープ・パープル・メドレーです。
僕は「イケてない感まんさーい!」でかなり気持ち悪いです。 オエ~ッ
すみません、話を戻します。
ゲイリー・ムーアは「Truth Hits Everybody」「Arrested」「Message in a Bottle」「Invisible Sun」の4曲に参加。
(「Arrested」はドン・エイリーの書き下ろしインスト。)
しかしお目当てのゲイリーですが、あまり目立ってません。 もっと弾きまくって欲しかったです。
本作の一番の聴きどころはグラハム・ボネットでしょう!
「Truth Hits Everybody」1曲のみの参加ですが見事なグラハム節を聴かせてくれています。
彼は何時でも何処でもあの血管が切れそうながなり立てるシャウトで瞬時にグラハム色に染めてくれます。
このジムコ・レコードの国内盤CDは1993年11月に発売されましたが、ほんと売れませんでしたね。
僕も買って1回聴いたきりで18年間ずっと棚で眠り続けていたCDです。
中古でもほとんど出回ってないのか、現在ではなかなか見かけることも出来ません。
最後に一応YouTubeを貼らせてもらいますね。 「高校教師」です↓
ヴォーカルはマンフレッド・マンズ・アース・バンドで知られるクリス・トンプソン。
ドラムはベックの『ブロウ・バイ・ブロウ』や『ワイアード』で名を馳せたリチャード・ベイリーです。
サスガにさっきの吹奏楽のディープ・パープルとは比較にならないほど聴けますが…
けどねぇ
今日は以上なんですが、ポリスついでにこれも載せておきますね↓
ANDY SUMMERS&JOHN ETHERIDGE “INVISIBLE THREADS~UNPLUGGED”
1993年にジムコから発売されたアンディ・サマーズとジョン・エサリッジのデュオ・アルバムです。
タイトルに「アンプラグド」とあるように、アコースティック・ギターによるデュオです。
ジョン・エサリッジとは、ダリル・ウェイズ・ウルフや後期ソフト・マシーンで知られるギタリストです。
正直、僕はそれほど興味のあるギタリストではありません。 う~。
それに当時流行ってた「アンプラグド」というのが嫌いで、アコースティック・ギターもあまり好きではないんです。
なのに、昔のポリス激ミーハー魂が甦ってしまい購入してしまった次第です。 う~
実際聴いてみたら、ニューエイジ・ミュージック(死語?)的でとても退屈でした。
せっかく買ったのに1回聴いたきりで、以来18年間ずっと棚で眠り続けているCDです。 さすがジムコ!(笑)
けど今日こうしてブログのネタとして使えたのでようやく浮かばれました。 ヨカッタヨカッタ◎
合掌。 ちーん♪
まー。
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