こんにちは！
妊活×卵質改善コンサルタント薬剤師chiakiです。
今日はひさびさに食品のお話をしようと思います^^
クライアントさんの中で
体重が増えてきたからダイエットします！
砂糖やめてカロリーゼロの人工甘味料で味付けしてます！
という方がいらっしゃり、
もしかしたら、
このブログを読んでいる方の中にも同様なことを考えている方がいるかも。。。
と思い、少し考えてほしくてこの記事を書きました。
最初に言いますが、
人工甘味料が良いというのは企業戦略です。
そもそも
カロリー神話は誤りだと科学的に証明されつつあります。
そもそもカロリーとは
1kcalは水1gの温度を1℃上げるのに必要なエネルギーのことです。
「吸収されるエネルギー」ではないし、ただの熱量です。
カロリーが高いものが太りやすい！
ということではないのです。
しかし、
【高カロリー＝太る】という思考が出来上がっている私たちには
「こちらはカロリーゼロです！なので太りにくいです」
という商品をつくれば売れるんですね。
また、
人工甘味料は砂糖よりも数倍甘いので少量で甘さを感じます。
つまりは会社側は経費削減にもつながります。
安価で提供できて、たくさん売れるのであれば企業はとても嬉しいですよね^^
ですが、
アメリカの研究結果では人工甘味料の方が太るのではないか。
という研究報告があります。
砂糖を投与し続けたマウスと人工甘味料を投与し続けたマウス。
どちらが太るかを比べたところ、
人工甘味料を投与したマウスの方が人工甘味料投与終了後も太り続けた。
という結果があるのです。
なぜ、人工甘味料が太るかというと
間接的に
インスリンの分泌を促すホルモン（インクレチン）を増やすからです。
インスリンには
☆ 脂肪の分解を抑制
☆ 余った糖を脂肪に変える
☆ 脂肪細胞にため込む
という働きがあります。
ですから、
糖質が含まれていないので
血糖値は上がりませんが
インスリンの分泌を促すホルモン（インクレチン）が増えることで太ってしまいます。
また、投与が終わっても太り続けたマウスのように
人工甘味料を長期にとり続けると
インスリンが過剰分泌され、
知らないうちに太りやすくなってしまうのです。
また、砂糖の数百倍も甘いので味覚が鈍感になる場合もあります。
味覚が鈍感になるから、より甘いものを欲するようになります。
これって負のスパイラルですよね？？
もちろん妊活においてもこの状態はカラダにとって悪影響になるのは
皆さんおわかりになると思います。
本当にちょっとしたことですが、ぜひ今後気にかけてもらえると嬉しいです。
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また書きます！