
今年も、もう12月、12月といえばマヤの予言というのがあった。
「2012年12月21日に地球も人類も滅亡する」というのである。こういう話には必ず尾ひれが着く、滅亡すると言いながら、小数の生き残る人間がいるのだ。
そこでアセンションが出てくる、惑星地球が次元上昇しその波動にそぐわない者は死に、意識をシフトできた者だけが生き伸びるというのである。神智学用語であったアセンションを、神智学を知らないマスターが高額セミナーでリーダーを養成し、人類が滅亡しても自分だけは生き伸びたいと思っている人達を集めさらにその輪は広がってゆく。
人間の霊的進化がアセンションであり、私もそれは信じている。しかし昨今のアセンションブームは進化に逆行しているように見える。本音の恐怖、生存競争、優越感がみえみえで、自己犠牲とか十字架という精神とは相容れない方向なのである。

ちょっと前は「1999年7の月、空から恐怖の大王が舞い降りて来る」という「ノストラダムスの大予言」というのがあった。その年、友達から電話があり、「さあいよいよ始まる、ノァの方舟だ!高い山に登らないと死んでしまう」と2000mを越える山に家族と友人でこれから登るから、一緒に登ろうという誘いの電話であった、もちろん丁重にお断りした。
12月21日を過ぎ何事もなく、アセンション祭りで賑わった「トンデモ・スピリチュアル」は、また新たな地球最後の日を設定し、エセ・マスターが波動だのフォトンベルトだのと脅し商売繁盛することでしょう。