天気 : 曇り

 

今日もすっきりしない天気です。12月~2月はシンガポールでは雨季に当たるのでしょうがありませんね。


 

さて、ある国に長い間住んでいると、その国のいいところも悪いところもある程度見えてくるわけで、その結果、その国や国民性に対する自分なりの解釈というものが形成されてくるものだと思います。

 

小生もシンガポールに4年近く住んでおり、今ではシンガポール人(華僑)の相方もいるわけで、彼らの生態についてはかなり深く理解しているつもりなのですが、それでもやはり日本人の感覚からすると、びっくり仰天するようなことに出くわす場面も多々あり、同じアジアとは言っても、国境を跨ぐと文化の溝はここまで深いものかと驚かされるものです。

 

ちなみに、小生が考える典型的なシンガポール人像は、中華系の自己中心的な性格に南国独特のいいかげんなところがミックスされた、プライドだけは高いどうしようもない人たち、という身も蓋もないものです・・・

 

 

・・・が、これにはかなり偏見とか日常生活で溜まっている鬱憤が入っていると思いますので、これからシンガポールで就職活動しよう!と思っていらっしゃる学生さんや、自由の国シンガポールをこよなく愛していらっしゃる方々は適当に聞き流して頂ければと思います。

 

ただ、まあ、こっちで仕事をしている立場で言わせてもらうならば、緻密さ・責任感・忠実さ・正確性等々で比べた場合、やはり日本人は優秀なんだなあとひしひし感じることはよくありますね。

こっちだと、基本的に頼んだことが期待したとおりにできてくることはまずないですからね。毎日説明と説教の繰り返しです。

 

 

 

「やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば 人は動かじ」という山本長官の言葉が重いですね。

 

あえて言うなら、唯一、柔軟性だけはシンガポール人のほうが勝っていますかね・・・

 

日本は「いくらなんでも細かすぎやろー」と思うことはたまにあります。

 

 

例えば、ひとたび日本本社で電子メールの誤送信とかが起きると、文字通り地獄の釜の蓋を開けたような騒ぎになります・・・国家機密が漏れたならともかく、個人的には、

 

 

と思ったりしてます。

 

一方、当地では「あっ間違えて送っちゃったからそっちで削除しといて☆ (ゝω・)テヘペロ」で終わってしまいますからね・・・。

受け取った方も「わかったー」って。。。

まあ、いい加減なだけかも知れませんが、こういう人為的ミス、ヒューマンエラーに寛容なところは少しだけ見習っても良いのではないかと、ちょっとだけ思います。

 

何事も「適度に」というのはなかなか難しいのかも知れませんね。

 

 

 

 

今日は相方は実家で夕食を食べるそうなので、これから一人晩飯です。

 

かしこかしこ