「肉汁」について。 | アバラバックスげんたのブログ

「肉汁」について。

「肉汁」。これあなたはなんて読みますか?
ニクジュウ。ニクジル。たぶんこのどちらかだと思います。

中にはシシツユやロウチーなど、ヒネクレまくった読み方をする御仁もいらっしゃるでしょうが、ほぼ100%この「ニクジュウ」か「ニクジル」だと思います。


これね、たぶん両方市民権得てると思います。どっちかというとニクジュウを使う人のほうが若干多いかな?

でもこの言葉ね、ニクジュウにしろニクジルにしろ、そんなに良い響きじゃない感じがしてね~。

グルメ番組とかでべっぴんさんが「この溢れ出るニクジュウがたまりませんね~」などと言ってらっしゃるのを見ると、なんだかな~って思ってしまう。


だってね、ニクジュウなんか「肉汁」って言葉を知らずに聞いた日にゃ、アタシなんかまず「肉獣」って漢字を当てはめちゃう。

料理番組で「したたる肉汁」って聞いたら「したたる肉獣」って変換しちゃう。


団鬼六先生なら「したたる肉獣」っていう一大官能ロマン小説が書けちゃう感じですね。

また夢枕獏先生なら「したたる肉獣」っていう長編伝奇ピカレスク小説が書けそうです。



ということでニクジュウ、ニクジルに変わる素敵な名前はないものか考えていたのだが、昨日仲良しさんが素晴らしい言葉を考えてくれました。



その素晴らしい言葉。それは「ジュワリー」。



語感から何か溢れてくる感は満点だし、なにより響きがいい。

べっぴんさんが「このジュワリーがたまりませんね」なんて言ったら「うんうんお食べ、たーんとお食べよ」って思っちゃう。

あと銀座ジュエリー・マキっぽいのも高級感があっていい。
銀座ジュワリー・マキ。



ということであくまで提案ではございますが、これからは「肉汁」について3つの読み方が選べるようにしたらどうでしょうか。

「ニクジュウ」「ニクジル」、そして「ジュワリー」。

TPOに合わせてスマートに使い分けたいものです。