Blackfishに込めた思い
はいどーも!げんたバックスです!
みんなもうアバラバックスの新曲は聴いてくれたかな?

この作品はこーきと私、また友人であるしゃちょーとなっかんの魂がこもった作品になっています。
ぜひ一度聴いてみてね。
アバラバックスニューアルバム
さて、今日はすでに多くのみんなが聴いてくれてる「Blackfish」って曲に、私がどんな気持ちを入れたかというのを書いてみようと思います。
この詞を書こうと思ったきっかけは2つあってね、ひとつめはね、ある小説に感銘を受けたからなんです。
その小説は「出口のない海」というタイトルで、作者は横山秀夫さん。
「半落ち」っていう、曇りガラスの人が主役で映画になった小説もこの人が書いてはります。
いつもは犯罪サスペンスものが多いこの人の本ですが、この「出口のない海」は全然違うくて、いわゆる「戦争青春もの」です。
簡単な内容なんだけど、将来を嘱望されていた高校野球のエースピッチャーが肩を壊してムサクサしてる時に時代は戦争に突入、主人公も召集令状を受け取ります。
主人公はムサクサしてるので、ノリで人間魚雷の部隊に志願してしまいます。
その後は自分の感情を押し殺し、出撃の命令が下るまで、もう二度と投げることのない「魔球」を投げるためにひたすら一人でピッチングを続けるっていう、とっても切ない話です。
切ないっていっても途中はスカッとするところもあるんですが、やっぱり考えさせられてしまう小説です。
とてもいい小説だと思うので、気になったら一度チェックしてみてね。
もうひとつのきっかけなんだけど、これが奇遇というかなんというか。
うちの死んだジーさんがね、同じく人間魚雷の部隊だったのよ。
ジジィが死ぬ何年前やったかな~、ある日急にね、
「おい!げんた!ワシの若い時分の話ししたる!聞け!」
つってね、戦争時代のことを話しだしたのです。
なんで「!」がこんなに多いかというと、このジジィはバリッバリの九州男児だったもんで、嫁はん以下親族にはとにかく声を張り上げていたのです。
そんなジジィの話では当時ジジィは軍艦に乗っていて、最初は比較的安全な海域にいたので毎日釣りなんかして楽しくやってたそうなんだけど、ある日ね本部からエライさんがやって来たんだって。
で、そのエライさんが、
「人間魚雷部隊に志願する、誇り高い真の日本男児はおらんか!?」
みたいなことを言ったそう。
で、ジジィは九州男児でおまけにバカだから志願しちゃいました。
最初は興奮してて周りも英雄扱いしてくれるから気分良かったけど、日が経つにつれどんどんどんどん怖くなっていったんだって。
で、いよいよXデーの日。
仲間の隊員たちと水杯を交わして出撃態勢で待機してるところで終戦の報せがあったそう。
こらークソジジィ!無茶すんな!
ヘタしたら俺生まれてへんとこやんけ!!
偶然というかなんというか、そんな戦争に対する気持ちと言うのを書いてみたくなって、またこの曲はシンプルにみんなの心に入っていってくれるんじゃないかと思って。
そんな「狂った兵器」、「死ぬための兵器」である人間魚雷に乗っていった人達、また乗らせるように仕向けた軍部の醜悪さや時代背景なんかを書いてみました。
ちなみにサビんとこは
大切な人を守るため自らを消し去る
哀しみと狂気
顔のない黒い魚
誰も悪くない、そして誰も正しくない
ただ悲劇があるだけ
涙を持たない黒い魚
まだ新しいメーターを触りながら
凶器とひとつになっていく
希望のない内側
誰も悪くない、そして誰も正しくない
ただ悲劇があるだけ
涙を持たない黒い魚
ってなことをイキッて英語で歌っております。
こういう歌詞の感じってことが伝わればまた違った聴き方もしてもらえるかも、って思います。
また聴いてやってくださいね~。
アバラバックスは何の後ろ盾もないバンドです。
みんなが一人一人持つ影響力を借りることだけ、それだけが俺らの頼りです。
でもボタンとか押すのもなんだかな~、って思うみんなもいると思います。
感想とか書くのメンドクサイしな~、って思うみんなもいると思います。
でもね、ボタンを押してくれたり感想を書いてくれたりしたことで、それを見た誰かがアクションを起こしてくれれば、またその誰かにアバラバックスの曲を聴いてもらえることができます。
俺らは本当に一人でも多くのみんなにアバラバックスの曲を聴いてもらいたいです。
どうかみんな、パワーを貸してください、お願いします。
アバラバックスのTシャツですが、これ素材はケプラー繊維で出来ています。
ですので日本の警察が持つニューナンブなんかでは貫通しません。
また感想書いてくれたみんなにプレゼントする「アバラタグ」。
これは軍のものと同様カチャカチャ音が鳴らないようにゴムのサイレンサーが付いているんですが、これを取ると「魚のウロコ取り器」として大変重宝します。
アバジン読者にプレゼントするものは言えません。また登録して確認してね。
そんなこんなで、これからも頼むでしかし!頼りにしてるでしかし!聴いてやしかし!
メガネメガネ!
頼むでしかし!
みんなもうアバラバックスの新曲は聴いてくれたかな?

この作品はこーきと私、また友人であるしゃちょーとなっかんの魂がこもった作品になっています。
ぜひ一度聴いてみてね。
アバラバックスニューアルバム
さて、今日はすでに多くのみんなが聴いてくれてる「Blackfish」って曲に、私がどんな気持ちを入れたかというのを書いてみようと思います。
この詞を書こうと思ったきっかけは2つあってね、ひとつめはね、ある小説に感銘を受けたからなんです。
その小説は「出口のない海」というタイトルで、作者は横山秀夫さん。
「半落ち」っていう、曇りガラスの人が主役で映画になった小説もこの人が書いてはります。
いつもは犯罪サスペンスものが多いこの人の本ですが、この「出口のない海」は全然違うくて、いわゆる「戦争青春もの」です。
簡単な内容なんだけど、将来を嘱望されていた高校野球のエースピッチャーが肩を壊してムサクサしてる時に時代は戦争に突入、主人公も召集令状を受け取ります。
主人公はムサクサしてるので、ノリで人間魚雷の部隊に志願してしまいます。
その後は自分の感情を押し殺し、出撃の命令が下るまで、もう二度と投げることのない「魔球」を投げるためにひたすら一人でピッチングを続けるっていう、とっても切ない話です。
切ないっていっても途中はスカッとするところもあるんですが、やっぱり考えさせられてしまう小説です。
とてもいい小説だと思うので、気になったら一度チェックしてみてね。
もうひとつのきっかけなんだけど、これが奇遇というかなんというか。
うちの死んだジーさんがね、同じく人間魚雷の部隊だったのよ。
ジジィが死ぬ何年前やったかな~、ある日急にね、
「おい!げんた!ワシの若い時分の話ししたる!聞け!」
つってね、戦争時代のことを話しだしたのです。
なんで「!」がこんなに多いかというと、このジジィはバリッバリの九州男児だったもんで、嫁はん以下親族にはとにかく声を張り上げていたのです。
そんなジジィの話では当時ジジィは軍艦に乗っていて、最初は比較的安全な海域にいたので毎日釣りなんかして楽しくやってたそうなんだけど、ある日ね本部からエライさんがやって来たんだって。
で、そのエライさんが、
「人間魚雷部隊に志願する、誇り高い真の日本男児はおらんか!?」
みたいなことを言ったそう。
で、ジジィは九州男児でおまけにバカだから志願しちゃいました。
最初は興奮してて周りも英雄扱いしてくれるから気分良かったけど、日が経つにつれどんどんどんどん怖くなっていったんだって。
で、いよいよXデーの日。
仲間の隊員たちと水杯を交わして出撃態勢で待機してるところで終戦の報せがあったそう。
こらークソジジィ!無茶すんな!
ヘタしたら俺生まれてへんとこやんけ!!
偶然というかなんというか、そんな戦争に対する気持ちと言うのを書いてみたくなって、またこの曲はシンプルにみんなの心に入っていってくれるんじゃないかと思って。
そんな「狂った兵器」、「死ぬための兵器」である人間魚雷に乗っていった人達、また乗らせるように仕向けた軍部の醜悪さや時代背景なんかを書いてみました。
ちなみにサビんとこは
大切な人を守るため自らを消し去る
哀しみと狂気
顔のない黒い魚
誰も悪くない、そして誰も正しくない
ただ悲劇があるだけ
涙を持たない黒い魚
まだ新しいメーターを触りながら
凶器とひとつになっていく
希望のない内側
誰も悪くない、そして誰も正しくない
ただ悲劇があるだけ
涙を持たない黒い魚
ってなことをイキッて英語で歌っております。
こういう歌詞の感じってことが伝わればまた違った聴き方もしてもらえるかも、って思います。
また聴いてやってくださいね~。
アバラバックスは何の後ろ盾もないバンドです。
みんなが一人一人持つ影響力を借りることだけ、それだけが俺らの頼りです。
でもボタンとか押すのもなんだかな~、って思うみんなもいると思います。
感想とか書くのメンドクサイしな~、って思うみんなもいると思います。
でもね、ボタンを押してくれたり感想を書いてくれたりしたことで、それを見た誰かがアクションを起こしてくれれば、またその誰かにアバラバックスの曲を聴いてもらえることができます。
俺らは本当に一人でも多くのみんなにアバラバックスの曲を聴いてもらいたいです。
どうかみんな、パワーを貸してください、お願いします。
アバラバックスのTシャツですが、これ素材はケプラー繊維で出来ています。
ですので日本の警察が持つニューナンブなんかでは貫通しません。
また感想書いてくれたみんなにプレゼントする「アバラタグ」。
これは軍のものと同様カチャカチャ音が鳴らないようにゴムのサイレンサーが付いているんですが、これを取ると「魚のウロコ取り器」として大変重宝します。
アバジン読者にプレゼントするものは言えません。また登録して確認してね。
そんなこんなで、これからも頼むでしかし!頼りにしてるでしかし!聴いてやしかし!
メガネメガネ!
頼むでしかし!