イバオンでとても印象に残った方 | アバラバックスげんたのブログ

イバオンでとても印象に残った方

連日書いている茨木音楽祭日記であるが、今回とっても印象に残った方がいらっしゃった。


茨木音楽祭は野外も屋内もいろんなステージがあるわけだが、私は特に「森のステージ」という場所がとても好きなのだ。

木陰にいると実に爽やかで、また決して商売商売ではなく、気持ちのいい感じで雑貨屋さんや趣味のお店が出ているところがとてもいい。

ちょっとなんというかノスタルジックな気分になったりならなかったりしたりしちゃわなかったりしたりしなかったりするわけだ。

またアバラバックスが初めてイバオンに出演させてもらった時も森のステージだったので、個人的な思い入れもある場所だ。


ということで毎年どこかのステージに行っては森のステージに戻り、またどこかへ行っては戻り、というのが行動パターンなのだが、今年はこの森のステージにピッタリの雰囲気のいい方がいらっしゃった。







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ちょっと見づらいと思うが、大道芸人さんである。
バイオリンを弾きながら、帽子についてるシンバルやつま先についてる鳴り物を鳴らしながらアコーディオンの音色に合わせてパフォーマンスをする、というスタンスの方のようだったが、これがコミカルな中にも哀愁があるというか、チャップリンの「キッド」とか「ライムライト」とか、そういった映画を見てるような気持ちにさせられたのである。


またそのアコーディオンの音楽も哀愁があって、「母を訪ねて三千里」ってあったでしょ?あれに出てくるアレなんだっけか、チッチョリーノ一座だっけか、あんな雰囲気の音色でね、軽く酔うてるのも手伝って何ともいえない楽しいような切ないような、そんな気分になったのだ。


来年も会えるかな。