そしてベースに飽きそうになったのです。 | アバラバックスげんたのブログ

そしてベースに飽きそうになったのです。

前回聖飢魔Ⅱにハマって自作のトゲジャンを作ったところまでは書きました。

けどその後どうもパッとしませんでした。聖飢魔Ⅱのライブも次の動作やセリフが分かるくらい見まくってましたし。


あかん、またベースに飽きてしまいそうです。
それではもったいない!いったい何のために左官屋さんでバイトしたのだ。何のためにモルタルまみれになったのだ!
と自分を奮い立たせてみようとするのですが、なかなかベースに触る気になりません。つい気がつけばゲームセンターでグラディウスを、なんて日々が続きました。


当時よく行ってたゲームセンターの2階は50円コーナーで、確かサラマンダーは1階の100円コーナーでグラディウスは50円コーナーだったと思います。

Rタイプとかもあったんちゃいましたかね~。

Rタイプといえばあの1面のボスですよね。
イソギンチャクみたいなんからウネウネ~とミミズみたいなんが出てきて、それはもうグロかったもんです。

あと3面の大きい戦艦のやつね。あれはムズかった。こう後ろ向きに撃つのがコツいりましたよね~。





ということで何故この頃ベースが面白くないのか考えてみました。
んで気付きました。




私まだベースの音出したことなかったのです。



「はっ!コレだ!」って思いましたね。
「何て頭いいんだ俺!」ってまた思いましたよね。



次の目標ができました。「ベースアンプをゲットする」です。



この頃までに音楽好きの友人からそれなりに情報は得ていたので、今回は聖地かっぱ横町下のナカイ楽器ではなく、大阪は心斎橋ソニータワーのとこらへんにあるというイシバシ楽器に行ってみることにしました。



それまでの私は生まれがブルジョワだったせいもあって、一人で吹田から南下できる限界の場所が梅田だったわけです。いわば梅田は南極だったのです。


これはコワかったですね~。道にも迷いに迷い、半ベソでイシバシ楽器に着いたのを憶えてます。



入ったらいきなりベースの音がドッカンドッカン聴こえるじゃないですか!もう鳥肌ゾワーンって立ちました。今までの半ベソが一瞬で消え去りました。


すぐに店の人にアンプのこと尋ねると、
「じゃあ一回試奏してみたら~」と言われました。

でもヘタレだった私、
「いや~今日ちょっと手の具合が悪いんスよね~」
とかいってよう弾きませんでした。恥ずかしいのとビビったのとです。



とりあえず目標のアンプだけ定めて帰りました。
妙にウキウキした気分でした。