バービーボーイズ発見。
さて、今度のクエストは「バービーボーイズを知ってる人を探す」です。
今まで頭の中はプロレスとマンガしかなかったのでほとんど話しをした事なかったんですが、音楽に興味を持ち出したので話しをするようになった奴が同級生にいました。
まずはそいつに尋ねます。
「な~、あのなバービーボーイズってバンド知ってるか?」
「うん知ってるよ、それよりげんたよくそんなバンド知ってるな~。誰が好きなん?」
「ん?そりゃもちろんみんなやがな。」
「キョウコさん可愛いよな~」
「お、おぅ、キョウコさん可愛いな」
バンドスコアに名前は書いてあったのですが、「杏子」という漢字が読めなくて私は「アンコさん」と呼んでいたのです。
なんか果物のアンズの字に似てるなあと思って。
とにかく早くも知ってる奴を見つけました。
あとは音源を借りるだけです。
しかしバカにされるのはシャクです。あくまで知ってる風に、スマートに事を運ばなければなりません。
とりあえずスコアの表紙のイメージを伝えます。
「あのな、お前あのアルバム持ってる?あのなんか黒くて全員集合してるやつ」
「持ってるで、ブラックリストやろ?」
「おぅそうそうブラックリスト」
ほっほぅ、ブラックリストというのだな。ブラックリストという本の名前かと思ってたぜ。
「そのブラックリストのな、どの曲が一番好き?」
「そやな~、好きなんいっぱいあるけどやっぱ負けるもんかは好きやな」
「おお!やっぱりか!俺も好きやねん、負けるもんか」
はい課題曲決定。
「ほんでな、負けるもんかまた聴きたいなあって思って家探しててんけど、なくしたんか知らんけど全然出てこうへんねん。負けるもんかええ曲やしまた聴きたいねんけどな~」
「ええで、家にあるからダビングしてあげるわ」
はいクエスト完了。
完璧です。完璧すぎます。華麗にミッションコンプリート。
几帳面な野郎なので早速次の日に持ってきてくれました。
几帳面なのでハイポジに入れててくれました。爪も折ってくれてました。
「ありがとな!今度ボウイのライブ録ってきたるわな」
早速家に帰って聴いてみます。「負けるもんか」スコアにありました。
うん、確かに負けるも~んか♪、負けるも~んか♪いうてます。
3ハイ!で弾こうとしますが一向に弾けません。目がタブ譜に追いついていきません。
こりゃムリやな、俺にはまだまだ弾けんな。そう思いました。
エンリケさんスゴいな、と思いました。でもこの時点では誰がエンリケさんかは分かりません。
まあいい、タブ譜の読み方は分かった。あとは最初に丸々一曲弾けそうな曲を見つけよう。負けるもんかはまだダメだ。
一週間後ぐらいにお返しにボウイのテープを持って行きました。
ラジカセのマイクでライブの音声を録ったやつです。
一本80円のファッションテープでした。
人生なにがあるか分からんもんで、昔ひょんなことからエンリケさんと対バンさせてもらったことがありました。
そのあとのロックバーの打ち上げでVIPルームに呼んでもらいました。
私はうれしくって当時の事をエンリケさんに話しました。エンリケさんはニッコリしながらウンウンって聞いてくれました。
最後にサインをしてくれた後、私の肩をポンポンって叩いて
「そのまま行けよ、キープロッキンだぜ!」
って言ってくれました。
なので今でもキープロッキンしてます。
今まで頭の中はプロレスとマンガしかなかったのでほとんど話しをした事なかったんですが、音楽に興味を持ち出したので話しをするようになった奴が同級生にいました。
まずはそいつに尋ねます。
「な~、あのなバービーボーイズってバンド知ってるか?」
「うん知ってるよ、それよりげんたよくそんなバンド知ってるな~。誰が好きなん?」
「ん?そりゃもちろんみんなやがな。」
「キョウコさん可愛いよな~」
「お、おぅ、キョウコさん可愛いな」
バンドスコアに名前は書いてあったのですが、「杏子」という漢字が読めなくて私は「アンコさん」と呼んでいたのです。
なんか果物のアンズの字に似てるなあと思って。
とにかく早くも知ってる奴を見つけました。
あとは音源を借りるだけです。
しかしバカにされるのはシャクです。あくまで知ってる風に、スマートに事を運ばなければなりません。
とりあえずスコアの表紙のイメージを伝えます。
「あのな、お前あのアルバム持ってる?あのなんか黒くて全員集合してるやつ」
「持ってるで、ブラックリストやろ?」
「おぅそうそうブラックリスト」
ほっほぅ、ブラックリストというのだな。ブラックリストという本の名前かと思ってたぜ。
「そのブラックリストのな、どの曲が一番好き?」
「そやな~、好きなんいっぱいあるけどやっぱ負けるもんかは好きやな」
「おお!やっぱりか!俺も好きやねん、負けるもんか」
はい課題曲決定。
「ほんでな、負けるもんかまた聴きたいなあって思って家探しててんけど、なくしたんか知らんけど全然出てこうへんねん。負けるもんかええ曲やしまた聴きたいねんけどな~」
「ええで、家にあるからダビングしてあげるわ」
はいクエスト完了。
完璧です。完璧すぎます。華麗にミッションコンプリート。
几帳面な野郎なので早速次の日に持ってきてくれました。
几帳面なのでハイポジに入れててくれました。爪も折ってくれてました。
「ありがとな!今度ボウイのライブ録ってきたるわな」
早速家に帰って聴いてみます。「負けるもんか」スコアにありました。
うん、確かに負けるも~んか♪、負けるも~んか♪いうてます。
3ハイ!で弾こうとしますが一向に弾けません。目がタブ譜に追いついていきません。
こりゃムリやな、俺にはまだまだ弾けんな。そう思いました。
エンリケさんスゴいな、と思いました。でもこの時点では誰がエンリケさんかは分かりません。
まあいい、タブ譜の読み方は分かった。あとは最初に丸々一曲弾けそうな曲を見つけよう。負けるもんかはまだダメだ。
一週間後ぐらいにお返しにボウイのテープを持って行きました。
ラジカセのマイクでライブの音声を録ったやつです。
一本80円のファッションテープでした。
人生なにがあるか分からんもんで、昔ひょんなことからエンリケさんと対バンさせてもらったことがありました。
そのあとのロックバーの打ち上げでVIPルームに呼んでもらいました。
私はうれしくって当時の事をエンリケさんに話しました。エンリケさんはニッコリしながらウンウンって聞いてくれました。
最後にサインをしてくれた後、私の肩をポンポンって叩いて
「そのまま行けよ、キープロッキンだぜ!」
って言ってくれました。
なので今でもキープロッキンしてます。