本当に練習した必殺技。 | アバラバックスげんたのブログ

本当に練習した必殺技。

自分で言うのも何だが、根性なしで飽きっぽい性格である。


そんな私が小学校の頃の二年間ほど、ひたすら続けた練習がある。


ある必殺技を身に付けるべく、友人とただひたすらその練習をしていた。

そのためだけに学校に通っていた、と言っても過言ではない。


今振り返っても、当時を超えるストイックな状況というのはない。

それぐらい練習した。


「これが出来たら最強だ」

それだけを思い、日々を過ごした。
私の心を鷲掴みにした必殺技。



その必殺技とは・・・




「スカイラブハリケーン」である。





主に女子諸君に向けて説明しよう。

なぜなら男ならみんな知ってるハズだからだ。



スカイラブハリケーンとは、当時人気だったノンフィクションサッカー物語「キャプテン翼」に出てくる必殺技だ。もちろんノンフィクションだ。


双子の兄弟、立花政夫と和夫が繰り出す合体技だ。


立花兄弟である。

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やや出っ歯だ。
ノンフィクションだからだ。


この兄弟の政夫だか和夫だかが(どっちか忘れた)まずグラウンドに仰向けに寝る。
そして足を発射台のように上へ伸ばす。

そこに走りこんできた政夫だか和夫だかがジャンプしてガシュン!と足と足を合わせるのだ!


つまりこうだ!
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そしてドッヒューン!!だ!
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で、上で蹴るなりヘディングなり何なりして点を取るっていう技だ。


必殺技には珍しい、「過程を重視するパターン」だと言えよう。






「で、お前は出来たのか?」だって?


残念だが、それが少し出来たのである。

ただ、味方チーム相手チームその他諸々の協力が必要だったことは言うまでもない。