深みのある出会い | 沖縄移住

沖縄移住

7年も前から想い描いていた沖縄移住を決行。
苦悩や奮闘の記録でごわす。
沖縄に限らず、心機一転移住を考えている人の
参考になれば嬉しいかなと思う次第。













何気ない一言なのに、深くそして心に響いてくる言葉を発する人がいる。





















同じ言葉なのになぜだろう?













心を鷲掴みにされたような気持ちになり思わず顔がニヤける。。





























そんな人に出会った事はあるだろうか?





























若い頃は気が付かなかった。




































女を口説く時も営業先で物を売るときも、僕は必至に喋った。



冗談とほめ言葉を織り交ぜて軽快に話しをした。



相手の事も周りの事も何にも考えずただただ。

































それでまったく結果が出なかったわけではない。






























だからこれでいいのだと思ってた。







































でもそこには重さや深さがない。
































今考えれば、自信のなさをひたすら言葉で隠していただけだったのだ。

































先日、仕事でとある営業マンと那覇で食事をする機会があった。





























彼はお喋りなわけでも、特別特徴があるわけでもない。

























口数も少なく、面白い事も言わない。


























ただ、、、、、、,





















一言一言の言葉が深く優しく、そして納得させられるのだ。



























雰囲気なので文章で伝えるのは難しいのだが
彼が右と言ったら右を向き、左と言ったら素直に左を向いてしまうような、、、

















彼が海の話をしたら頭の仲には彼が思い描いた海が鮮明想像できる。







































言葉の使い方や言い回しなどではない。
































きっと彼が今まで沢山の事を考え、沢山の経験をしてきた結果が
そのまま彼の言葉の重みになっているのだろう。

  

































そんな人間に出会えるのはとても楽しい。






































残念ながら年齢を重ねても言葉が軽い人がいる。



































きっと、ただ経験を重ねても人は深くはならないのだろう。






























そこには物事を真剣に考え相手を想い、沢山の失敗やそれに見合わない
僅かな成功の年輪があるのだろう。







































とある自動車ディーラの主任営業マンは必至に、僕に車の機能を説明する。






























この車はこんなに先進的で凄いんだと。


































まったく僕は購買意欲がわかない。





























僕はこの車に乗ることによって自分の生活どう変わるか想像したかった。



































物を買うときはいつだって想像する。







































その物が自分の生活をどんな風に豊かにしてくれるかを。































機能などどうでもいい。































嫁とドライブデートをする姿。
























海岸線を海を眺めながらこの車を運転してる自分の姿。
























まだ見ぬ子共が車に乗ってる姿。





































彼は細かな車の情報までしっかり把握して記憶していた。




























おそらくしっかり勉強していたのだろう。
































でもそれでは人には物は売れない気がする。


































僕の事を考えていないから言葉が届かない。
























そこにあるのは物を売りたいというただの我



















   














この車を購入することによって僕の生活がどう素晴らしい物に変わるか、
そこまで考えていないのだ。






























自分のことをよく考え、本気で言った一言はとても深く心に届く。
















































いや、本当に奥の奥まで深く考えたらもう言葉すらいらなくなるのかもしれない。






























必要な事だけを残していけば言葉は自然に減ってくる。

























口数が少なくなるのではなく、意思を伝える行為に
今度は言葉が邪魔になるような。


























雰囲気や行動でその人の愛が伝わったらそれはもう本物なのだろう。






























そんな人間にとても魅力を感じる。




































そこまでたどり着くのに、あとどれだけ言葉を発し深く考え
バカな失敗が必要なのだろう?













































あれ?今回は沖縄移住に関係のないブログとなってしっまった。





































でもそれほどまでに伝えたい素敵な出会いだったのだ。






































この感動を伝えるのに僕はコレだけの長文。








































さて一緒に食事をした彼は一体、何行でこの文章をまとめるのだろか。