mixiアプリの運営もやっと一息ついて久々の書き込みです。
なかなか人数が伸びずに苦戦していますが、ここが踏ん張り所ですね。

私のmixiアプリに対する所感は別のブログに書いてますので、
ここではビジネスの話をしたいと思います。

アバターサービス「アバいち」開発者がおくるmixiアプリ最新情報
http://avaichi.seesaa.net/?1254104339

最近はiPhoneアプリやAndroidアプリ開発が盛り上がりを見せていますが、
なぜこんなにゲーム会社がこぞってiPhoneという入力インターフェースとしては
そこまで目新しくもなく、日本ではユーザーが少ないのに参入するのかと私は疑問でした。

日本ではiPhoneユーザーは2万人、iPod touchが3万人といわれています。
その中で、有料アプリに関心のある層は約50%という話です。
どう考えても企業が参入するにはおいしくないと見えますが・・・日本ではの話です!
世界ではiPhoneユーザーの利用者数は3000万人、その半数が有料アプリを使っています。
特に強いのは北米とイギリスでモバイル端末市場の40%もの利用率を占めます。

また、アプリを作ればすぐに世界に対して販売できるのもよい点なのでしょう。
現地法人登録などを行う必要なく、誰でも参入できます。
その分、iPhoneアプリの販売までに、多くの審査が必要になるようです。

何を作るにも、そして運営していくのにもとにかくお金が必要です。
今はまだWEBアプリは無料だという良くない傾向がありますが、
このiPhoneアプリの展開のように無料から有料へ移り変わる市場がよく発展してゆく事で、
よりビジネス展開しやすい市場になる事を祈っています。

※参考資料 AdMob Mobile Metrics Report
http://metrics.admob.com/wp-content/uploads/2009/08/AdMob-Mobile-Metrics-July-09.pdf
前回はWEBサービスの運営が実に安く出来るかについてお話しました。
今週は逆のパターンを考えて見ましょう。
よく、サーバーからの反応が遅い、重い、つながらない、もっと快適にしてくれ!
といった声がWEBサービス利用者からよく出ます。

WEBサービスが重い原因はありすぎてわからないくらい一杯あります。
例えば、
サーバーのCPUのパワーが低い
メモリが足りない
通信回線が貧弱
データベースの反応が遅い、テーブル設計が煩雑
WEBサービスのプログラムで重たい処理をしている
デッドロックを起こしているプロセスが潜んでる

などなど、重くなる原因の主なものはこういったものです。
さて、これらを解決するにはどうしたらよいでしょう?
これが無料でサービスしているもので毎日PVが100万程度のものと仮定して、
これからのお話を進んで頂きたいと思います。

まず、サーバーのスペックが低いならばあげるしかないですね。
さくらのレンタルサーバーは基本的に共有になります。プランをあげればCPUやメモリには余裕がでますが
回線状態の改善はちょっと疑問が残ります。
そうなると専用サーバーを借りないといけませんね。
100万PVを超えてくると、圧倒的にたりないのがメモリです。すぐに1Gなんてこえます。
なので、2G~4Gのサーバーが必要です。

さくらの専用サーバー
http://server.sakura.ad.jp/dedicated/basic/index.html

まぁ、とはいえ安めのものにしましょう。
Core2Duoモデルで十分だと思います。初期費用79,800円に月額8,800円ですね。
通信を快適にするには、専用回線の100Mbpsにしておきましょうか。月額105,000円です。
次に、データベースとWEBアプリサーバーは分離するのが基本です。これで、2台必要。
そして付加があまりにもある場合はレプリケーションを考える必要があります。
まぁ、手始めにそれぞれ2台づつレプリケーションしましょう。合計4台必要ですね。

これでサーバーレンタル代が初期費用319,200円+月額455,200円かかることになりました。

でもこれだけでは、重たいファイルや動画、画像などをサーバーにおくことはできません。
よくオンラインゲームを扱うサイトでは1G,2Gなどのインストールファイルを扱いますが、
これをまともにサーバーに置いたらすぐに回線が一杯になってしまいます。
こんな場合に活躍するのがCDN(コンテンツデリバリーネットワーク)です。アカマイとかが有名です。

Akamai
http://www.akamai.co.jp/enja/

通信トラフィックに伴って料金がかかるので一概にいくらというわけにはいきませんが、
PV100万くらいで1G,2Gなどの重たいファイルを配信すると、だいたい数百万円くらいだったと思います。

これで機材的な面での準備はだいぶ整いましたね。
さて、今度はプログラムの面も見ていかないといけません。
重たい処理を軽くするまでやれるプログラマーは、ある程度熟練された人が必要になります。
そうすると年間500~600万くらいかかると思いますね。

まだまだネットワーク構築やデータセンター費用など考えるときりがありませんが、
ここまででも年間で1000万円以上の費用がかかる事がわかります。
私は実際に業務でこれだけの費用がかかることを見てきたので、
快適なWEBサービスを無料で提供するなんて夢物語である事を重々感じています。

私はmixiアプリやWEBアプリケーションの開発を主として活動しています。
以前、勤めに出ていたときも同じ事をしていたので、ビジネス的にもよく知っているからです。

過去、インターネットが開設されてから10年位、ネットはビジネスにならないといわれていました。
アフィリエイトなどの広告モデルを利用したネットサービスが成功してから状況は一転します。
いろいろな雑誌などで、「ネットで副業!」などの情報をみますね。

一般的に何かビジネスをはじめるというと、店舗を借りる必要があったり、商品を購入したり、
何か開発をしたりなど、とにかく高い費用がかかります。
では実際インターネットのビジネスではどのくらいの費用がかかるのかという事を検討したいと思います。
まず今日はアフィリエイトについて考えます。

■アフィリエイトサービス運営費 0円~1045円

アフィリエイトを使った商売を考えるなら、必要なものはブログやWIKIです。
ブログはこのアメーバーブログのように無料のものがあるので、0円です。
WIKIも無料のがあるので0円でもできます。http://wikiwiki.jp/

けど、自分でサーバーを立てていろいろやりたい場合も考えて見ます。
それから、ドメインなども自前で用意したほうがいいかもしれませんね。

サーバーはレンタルにしましょう。

さくらインターネットでレンタルすると月額125円です。
http://www.sakura.ne.jp/rentalserver/lite/index.html

ドメインは最初だしこだわらない感じでいくと月額920円です
http://www.onamae.com/

WIKIはPUKIWIKIなどの無料で使えるものがあるのでそれを導入しましょう。

後は使い方などの書籍代なども考えるとちょっと値段があがるかもしれませんが、
たいていの場合、一万円かかりません。


ただし、これはあくまで副業レベルで通用するものです!


実際の企業レベルでのサービスでは、負荷対策にかかる費用や技術者の人件費などがかかりますので、
数百万円~と費用は桁違いにかかってくるものです。
よくインターネットサービスは無料で当たり前とかいうおかしな風潮が世間ではあるみたいですが、
恐ろしく費用がかかってる上でサービス運営をしているということをわすれないでほしいです。